皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。
11月1日の任天堂スマブラダイレクトにおいて、追加キャラクター有りとのお知らせはあったものの、製品版に入ってるファイターが全員出揃いました。
Nintendo Live 2018でリヒターを使い準優勝を果たしたブルードさんをはじめ、新キャラを実際に体験したプレイヤーたちからキャラ性能に関する感想を聞いてきました。
この記事の目次
稼働初期は新キャラを使いこなすのが熱い
新作のスマブラSPは新しい動きのキャラが多いです。
そのため、ネタ殺しができることや開発側も他のキャラの蓄積がないため壊れた技が混じってる可能性があるので、新キャラの動向には個人的に大注目です。
今回はそれを踏まえて、Nintendo Liveで解禁された新キャラを中心に紹介していきます。
シモン/リヒター
まずは準優勝のブルードさんからシモン・リヒターの使用感を伺ってきました。
地上の立ち回り
横必殺技のクロスが使い勝手もよく強いです。またニュートラル必殺技の斧、下必殺技の聖水もあるため飛び道具は豊富です。
強攻撃は、横強がリーチ・発生フレーム・全体フレームと優秀で制圧力が高いです。
また下強も使いやすく、クラウドの下強のような動きから追加入力で技が派生します。画面端で当てると場外へ相手を追い出せます。
上強は地上の相手には当てづらさがありますが、対空性能は高く真上の相手に対しては性能が光ります。
横スマは横方向へのリーチが長く、下スマも前後に出るため使い勝手は悪くないですが、ふっ飛ばしに難ありです。
空中の立ち回り
空中では前後の空中攻撃の攻撃範囲が圧倒的に長く、牽制や復帰阻止に期待が持てる性能です。
しかしながら発生フレームやリーチが優秀な代わりに、当てるのが慣れるまで難しそうです。
空中ニュートラル攻撃は、ピットを強化したような性能で使い勝手がよく、下空中攻撃はゲッコウガの性能に近いです。
総評
使い勝手の良い技が地上と空中に揃っており、また飛び道具も豊富にあるため立ち回りが強そうです。
しかしながら、相手を撃墜する能力や、自身の復帰能力に難があるため相性の悪い相手には辛い戦いを強いられそうです。
キングクルール
皆さんご存知にえとのさんに、キングクルールを触ってみた印象を聞いてきました。
各種アーマー攻撃
キングクルールの技にはアーマーがついた攻撃が多種存在します。
具体的には、ダッシュアタック、横強攻撃、下スマッシュ、空中ニュートラル攻撃です。
特にダッシュアタックは撃墜もできる技のため、立ち回りの要の技の1つとなっていく可能性があります。
撃墜能力
見た目の通り攻撃を当てることができれば撃墜能力に優れています。
具体的には先程紹介したダッシュアタック、横スマ、後ろ空中攻撃、上空中攻撃が良いです。
特に後ろ空中攻撃は当たり方次第でメテオ判定もある優秀な技で、立ち回りはこれを主体に組む可能性が高そうです。
また下空中攻撃にもメテオ判定があるとのことで、空中攻撃の撃墜能力は高そうです。
復帰能力・その他
復帰はダックハントの復帰から上昇スピードを早くしたような軌道です。
しかしながらスピードがそこそこ出る上に、頭のプロペラ部分に攻撃判定があるため、慣れるまでは復帰阻止をすることは難しい印象です。
他にネタとして、下投げが埋まるため初見はそこから手痛い攻撃をくらうことがあります。
また切り札は優秀な部類です。
総評
相手を倒す能力には長けています。
しかし、動きが遅く大きなキャラが強くないというのはスマブラの伝統であり、それをどのように覆せるかに注目です。
ガオガエン
マック使いでもあり、色々な格ゲーとかでも調べプレイが好きなgainさんに聞いてみました。
投げキャラとしての性能
下投げはその後コンボに繋げやすい吹っ飛びであり、掴んだ後にダメージを稼げる性能となっています。
また前後方向のふっ飛ばしが強く、特に後ろ投げは固定吹っ飛びが高く撃墜にも大きく役立ちそうです。
横必殺技も投げ判定で、派生技があるため今後の開拓次第で投げから色々なことができそうです。
必殺技の性能
横必殺技は空中で相手のシールドを崩せるうえに、相手に当たらなくても尻もち落下になりません。
また途中で攻撃を受けてキャンセルされても、地上に着く前に復活します。
下必殺技は、相手の攻撃をカウンターのようにこの技で受けると、次に当てる技の威力を上げる性能があります。
上必殺技は上方向に上がった後、斜めに突進します。この上昇は割と判定の強い巻き込み判定がある上に、突進の吹っ飛びは非常に強力です。
下必殺技と組み合わせた場合、キャラクターと技をくらう場所によっては、60%~70%程度で撃墜されてしまうこともありそうです。
その他の立ち回り
必殺技の性能が目立ちますが、前空中攻撃はディディーコングのように使い勝手がわりとよさそうです。
暴れ技は、空中ニュートラルの発生がはやく優れているためお手玉された場合は暴れてみましょう。
また上強攻撃は吹っ飛びが弱いため、コンボパーツとして使えそうです。
難をあげるとすると、スマッシュは全般使いやすい性能ではなく、今後色々と開拓が必要です。
総評
投げからの多彩な選択肢、早期撃墜が狙える必殺技があり攻撃性能は優れてそうです。
逆に復帰能力には不安があり、上必殺技が特殊なため飛ばされたベクトルによってはステージへの復帰が困難になりそうです。
ウルフ
スマブラX時代にシステム的に不遇を受けていたキャラクターです。
しかしながら、投げ連・崖阻止による復帰弱者・緩和能力が低いという弱点が今作ではなくなりました。
そういう意味で、久々の参戦+システムが変わったということで新キャラ扱いとしてSmashlogメンバーでもあるライトさんに聞いてきました。
スマブラXからの変更点
攻撃の要だった後ろ空中攻撃の性能がかわり、フォックスのような、吹っ飛びは大きいが少し発生が緩やかな技になりました。
大きく移動してた横スマの移動距離が大きく減り、逆にふっ飛ばし能力が高くなっています。
下スマッシュも発生フレームや全体フレームが弱くなった印象を受けましたが、ふっ飛ばしは強化されてそうです。
上スマッシュの巻き込み性能が、WiiUのロボットのように上がり吹っ飛びも強いです。
上必殺技の距離が短くなり、逆に最終段のふっ飛ばし能力があがりました。
強攻撃は全体的に使いやすい性能になっています。
まとめてみると、発生や移動性能が落ちたかわりに攻撃力が上がった印象を受けます。
スマブラXに近い点
ブラスターとリフレクターは軽く触った感じ似たような使用感です。
空中機動力も健在で、運動性能に関しては近い感じで操作できるような印象を受けました。
横必殺技は尻もち落下のため、フォックスやファルコのように横必殺技からの上必殺技はできません。
コンボ性能
低パーセント帯で、上投げからの上空中攻撃がつながりそうです。
空中ニュートラル攻撃が、相手のパーセントに依存をあまり受けないふっ飛ばしのためコンボ始動技として使えそうです。
ダメージソースの要として使われる可能性があります。
総評
空中機動力が高く、優秀な飛び道具も持っているキャラクターです。
また、使い勝手のより強攻撃とふっ飛ばしの優秀なスマッシュ攻撃を持っているため技は多彩な印象を受けます。
スマブラX時代は、様々なハメが見つかるにつれて不遇な扱いを受けていったキャラですが、今作はどのようになるか注目です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まだ初動のため、今後の開拓次第では全く違うキャラになっていくとは思いますが、軽く使った感触でも色々な行動が妄想できます。
新キャラの強い動きを見つけ、いち早く開拓した人はスタートダッシュを決めること間違いなしのため、キャラに悩んでいる人は新キャラを触ってみてはどうでしょうか。
勿論旧作から引き続き強いキャラを使うのも戦略です。そういう人はこちらも記事も合わせて参照ください。