皆さんこんにちは。ウメブラスタッフのエルです。
先日はスマッシュボール杯の本戦や闘会議にて公式大会が行われましたね。
スマブラはアイテム無しのガチタイマンでも楽しいですが、アイテムを含めたなんでもアリでも楽しいのを再認識しました。
さて今回は、そんなアイテムありルールで重要になってくる「最後の切りふだ」について、解説も含めてランキングをつけていきます。
ランキングを決めるにあたって、身近でアイテム有りを研究しているDoubleAさんを始め、数人の方の意見を参考にさせて頂きました。
最後の切りふだって何?
最後の切りふだとは、スマブラXから追加された要素であり、条件を満たすことで使えるファイター特有の超必殺技です。
その条件とはアイテムとして登場するスマッシュボールを壊すことです。
さらに今作スマブラSPでは、最後の切りふだとモーションは同じで、ふっとび等は少しマイルドにしたチャージ切りふだというのもあります。
チャージ切りふだは設定でON/OFFを切り替えることができ、発動条件はダメージを与える/受けることにより溜まるゲージを満タンにすることです。
今作のアイテムあり戦では、このチャージ切りふだの強さが試合の勝ち負けに大きく影響するといっても過言ではないでしょう。
切りふだ最強ランキング
それでは切りふだのランキングを発表していきます。
今回のランキングを決める前提として、以下の基準を設けています。
前提条件が変わるとランキングも変わってくるため、あくまでこの条件でのランキングであることをご了承ください。
- アイテム有り1on1を想定
- チャージ切りふだの強さと総合的に判断
- ファイター本体の強さは考慮しない
5位 ゼロスーツサムス
先日行われた闘会議の公式大会で大暴れしたゼロスーツサムスが5位にランクインです。
最後の切りふだ・チャージ切りふだ共に非常にふっ飛ばしが強力な上、相手に当てるのも容易なのが魅力です。
しかしながら、細いビームと太いビームの間に隙間があるため、空中でビームの間に回避を入れることによって避けることが可能です。
回避が必ず成功するわけではないですが、割とどのファイターでも回避が出来てしまうため今回は5位の評価としました。
4位 ベヨネッタ
4位にランクインしたのはベヨネッタになります。
ベヨネッタの切り札は、発動と同時に相手を8秒間強制ウィッチタイムにし、さらに発動条件を満たすとゴモラを召喚できます。
まずウィッチタイムになるため、相手がスマッシュで撃墜するダメージを受けていた場合は、ほぼ撃墜確定です。
さらに、技を当ててクライマックスゲージを8個点灯させ、ゴモラのダメージと合わせて100%以上溜まった場合も強制的に撃墜となります。
少しテクニックが要りますが、最後の切りふだでのゴモラのダメージは46%程度なので、54%以上のコンボを決めて「あーばだんごー」すれば0%から撃墜も狙えます。
3位 ゼルダ
見た目とは裏腹に凶悪な性能を持つゼルダが3位にランクインです。
吸い込み性能が非常に高く、回避はほぼ現実的に不可能なうえ、特定のダメージ以上で切りふだに当たると撃墜が確定します。
具体的には最後の切りふだは42%、チャージ切りふだで64%が撃墜のラインとなっています。
派手さは無いですが、お手軽に使えて確実に相手を倒せる性能は素晴らしいです。
2位 ピーチ&デイジー
一部では最強との呼び声も高い、ピーチとデイジーの切りふだが2位にランクインです。
終点の2/3ほどの範囲を誇る射程があり、範囲に入っていたファイターは強制的に眠り状態になります。
地上であればスマッシュホールドが確定、空中であれば落下して撃墜確定となる非常に凶悪な攻撃です。
これだけでは2位に入る要素としては弱いのですが、さらにこの切りふだの恐ろしいところが2つあります。
1つめは落ちている回復アイテムを取ることで最大60%もダメージを回復できることです。
2つめはチャージ切りふだで落ちる性能が、発動時のダメージ以外ほぼなく強い部分は据え置きであることです。
回避方法として横方向や縦方向で、大きく範囲外に避ける方法がありますが、それ以外にも存在します。
具体的には、スネークの手榴弾のように自傷ダメージを出せる技を持っている一部のファイターは、切りふだの発動に合わせて使うことである程度回避することは可能です。
1位 ディディーコング
もしかしたら意外と思う人もいるかもしれませんが、ディディーコングが1位にランクインです。
特に何も意識せずに発動するだけで、ほぼ回避不能の超強力な切りふだが発動します。
ステージの広さや、相手ファイターの重さにもよりますが、最後の切りふだで20~30%、チャージ切りふだで50~60%ほどあれば撃墜可能です。
現状これといった回避方法が見つかっておらず、お祈りで最後の1弾の前に回避をすることで10回に1回ぐらい抜けることが出来ます。
タイマンでディディーコングに最後の切りふだを撃たれたら祈りながら回避を押しましょう。
番外編
今回は惜しくも入らなかったが、ランキングに入れるか迷ったファイターを紹介していきます。
ルカリオ
画面中央から左右どちらかに操作してビーム攻撃を発射します。
基本的に避けることがほぼ不可能な強力な切りふだなのですが、強さが本体の波動依存のため今回は惜しくもランキング入りしませんでした。
ガノンドロフ
にえとのプロが乱闘の結論キャラの1体とまで言ったキャラですが、惜しくもランキング入りしませんでした。
発動や攻撃範囲が非常に優秀で避けるのが非常に困難ではありますが、ランクインした切りふだに比べて縦軸での避けやすさと撃墜性能を考えて今回は除外しました。
4人戦以上の乱闘では最強候補の切りふだではないでしょうか。
パックマン
使い込んだプレイヤーが使えば、トップ3に入ってもおかしくない性能を持っています。
コンボで画面端に追い詰めて発動させれば0%からの撃墜も狙える強力な性能ですが、難易度を考慮して惜しくも今回はランクインしませんでした。
最後に
公式大会をはじめ、今後も色々なところで開かれる可能性が高いアイテムありタイマンのルールですが、切りふだの強さは非常に重要です。
勿論ファイター本体の性能と合わせて総合的な強さが求められることは間違いないですが、相手に使われた時を想定して強力な切りふだはマークしておきましょう。
今後アイテム有りタイマンを行うプレイヤーの参考に少しでもなれば幸いです。