みなさんごきげんよう。keptです。
今回の記事では勝率をあげるためのコンボ検討と言うことで、コンボについて検討しておくべきポイントを整理していこうと思います。
動画や攻略サイトなどを見て基本的なコンボを知ることはできても、そのコンボを状況によって使い分けることについて触れられているものは少ないと感じます。
最近私は、むらびとの下投げ始動コンボについて検討が足りていない、ということをプロとしてコーチを務めているカイトさんから指摘して頂きました。
それがきっかけで今回の記事に書くような考え方をベースに、現在私自身のコンボを見つめなおしている最中です。
この記事を読むことで、読者の方も自身のコンボのレベルアップに必要な気づきを得ていただけると嬉しいです。
それでは、むらびとの下投げからのコンボを例に出しつつ、コンボについて検討しておくべきポイントを整理していきます。
この記事の目次
ダメージによって最適なコンボを選択する
例)むらびとの下投げからのコンボの場合
相手のダメージが上がるにつれて下投げ→空前のコンボに使用するジャンプが小ジャンプ→大ジャンプ→2段ジャンプと変化していくので使い分けが必要。
相手のダメージによって相手に技を当てたときに飛ぶ距離が変わってくるので、それに合わせてコンボ選択をします。
基本的なことですが、完璧にこなすとなると意外と難しいです。むらびとの例ではジャンプの種類を変えるだけで済みますが、そもそも使用する技を変えるべきコンボも存在します。
少し発展的な内容ですが、本作は自分の受けているダメージが大きければ大きいほど相手をより強くふっ飛ばすという仕様があるため、自分のダメージによっても確定するコンボが変わってきます。
相手のファイターによって最適なコンボを選択する
例)むらびとの下投げからのコンボの場合
空中での最速行動が優秀なマルス・ルキナ(1F目から無敵の上必殺技)等は、下投げからのコンボに対して、上必殺技を仕込んでくる可能性がある。そのため、それを読んで様子見から上必殺技の後隙を狩りに行くという選択肢も存在する。
相手のファイターによっても選択するべきコンボは変わってきます。コンボがファイターに依存する理由は4つあります。
- 体重
- 落下速度
- ファイターの大きさ
- 最速行動に必要なフレーム
上記4つを総合的に見た「コンボ耐性」の高さ、低さに応じてコンボルートを選択する必要があります。
相手のベクトル変更によって最適なコンボを選択する
例)むらびとの下投げからのコンボの場合
下投げ→空前→着地→空前というコンボを狙う際に、上にベクトルを変更されていると二回目の空前を大ジャンプで出す必要があり、下にベクトル変更されていると二回目の空前を小ジャンプで出す必要がある。
本作では、技を喰らってからファイターが吹っ飛ぶまでの間にスティックを倒しておくと、その倒しておいた方向に吹っ飛ぶベクトルを変更できるという仕様があります。
この仕様のせいでコンボをする側は相手のベクトル変更を見てから、コンボルートを選択する必要があります(オンラインでは遅延の影響で少し難易度が高いです)。
台の有無によって最適なコンボを選択する
例)むらびとの下投げからのコンボの場合
下投げから空前のコンボを狙おうとするも、下投げがちょうど台上の高さに飛んでしまい受け身の無敵時間と空前が重なってコンボが失敗してしまうことがある。それを考慮し受け身を読んで、受け身の後隙に上スマッシュを当てに行くなどの選択肢が必要となる。
台の有無によってもコンボはかなり大きく分岐します。
上で挙げた受け身に関する例以外にもマリオやワリオなど台を経由することでコンボ火力を大幅に伸ばすことのできるファイターもいます。
そのため、自分がコンボ始動技を当てた際の台との位置関係を確認して最適なコンボを選択する必要があります。
コンボ後に狙いたい展開によって最適なコンボを選択する
例)むらびとの下スマッシュからのコンボの場合
むらびとの下スマッシュからは上スマッシュ→空中攻撃とコンボを繋ぐのが一般的だが、崖に近い位置で下スマッシュを当てた際には、瞬間火力よりもそのあと復帰阻止の展開になりうることを重視して上スマッシュではなく横強を選択した方が良い場合もある。
必ずしも取れる最大火力を取るだけがコンボの正解ではないという話です。
これについては明確な正解がないため、判断が難しいですが上で挙げた例のように瞬間火力を犠牲に展開を重視した結果、そのあとの復帰阻止で相手を早期撃墜することに成功、ということもありえます。
むらびと以外のファイターであれば、別のケースもありえます。
例えば着地狩りでのターン継続を積極的に狙いたい試合の場合は、外に出すより火力は少し劣るが締めで相手を高く飛ばすことのできるコンボの方を選択した方が良い場合もあります。
まとめ
今回はコンボについて検討しておくべきことを整理して説明させていただきました。
意外と上級者でも、ここの検討がおろそかになっていて感覚でコンボ選択をしてコンボが安く済んでしまっていることがあるプレイヤーがいるように感じます。
これを機に今一度、自身のコンボを見つめなおしてみることをおすすめします。
以上。最後まで読んでいただきありがとうございました。