皆さんこんにちは。
今回は、今まであえてあまり書かなかったテーマなんですけど、手榴弾のセットプレイのちょっと細かい話です。これは、恐らくスネーク使い向けの記事になると思います。
もしかするとスネーク使い以外の人にとっても対策、そこまでいかなくても「こういう動きを意図的にスネーク使いは用意しているのか」という気付きにはなるかと思います。
全体として、僕が使っているセットプレイと大まかな用途、操作方法等を説明します。それではよろしくお願いします。
手榴弾を2個用いたセットプレイ
ここからの解説ではベクトル反転(通称「空中ダッシュ」)というテクニックが頻繁に出てくるので、ベクトル反転自体をあまり理解していない方は上の動画で解説していますので参考にしてみてください。
後ろ向き手榴弾からのベクトル反転を用いたセットプレイ
動きは上の動画をご確認ください。まずやっていることを文字で整理すると、以下の通りです。
- 後ろ向き手榴弾で1個目の手榴弾を生成(NB)
- 相手と逆側を向いたまま相手の方向に慣性を付けてジャンプ
- ベクトル反転NB(B⇒スティック右入力⇒スティック左入力)
- 着地と同時にシールドで2個目の手榴弾を落とす
- 1個目の手榴弾を拾ってアイテム投げ
- 2個目の手榴弾を拾ってアイテム投げ
です。慣れれば簡単ですが文字にすると長い。
この動きの強みとしては、②から③に移行するかどうかで読みあいが仕掛けられるところにあります。
というのも、②のジャンプを見せた時点で相手からすると後ろを向いたスネークがジャンプで近付いてくるということで空後を警戒します。そうするとガードや引き動作が相手側の正解になります。
しかし、それに対して③からの動きを展開することで爆発寸前の手榴弾を2個連続で相手に投げることができます。
ただし、この動きばかりやっていると②のジャンプを見せた時点で前に詰められて苦しくなります。
こういった手榴弾を用いたセットプレイを使いこなす上では、予備動作から別の行動に派生させる選択肢も見せることが重要です。
ちなみに動画でも見せている通り、地上でNB生成からの始動もできますし、ジャンプしながら生成着地してからの始動もできます。
ここも始動のタイミングに偏りが出ないようにバランス良く使い分けましょう。
前ダッシュベク反手榴弾始動セットプレイ
一個上とほぼ一緒です。流れは以下の通りです。
- 前ダッシュから前に慣性を入れてジャンプ
- ベクトル反転NB(B⇒スティック左入力)
- 着地後にシールドで1個目の手榴弾を落とす
- ガーキャン後ろ向きジャンプからベクトル反転NB(B⇒スティック右入力⇒スティック左入力)
- 着地と同時にシールドで2個目の手榴弾を落とす
- 1個目の手榴弾を拾ってアイテム投げ
- 2個目の手榴弾を拾ってアイテム投げ
③からはほぼ一緒です。さて、一つ上の見出しでのセットプレイでは②から③に移行する場面で読みあいを仕掛けられるという話をしましたが、今回のケースでは2つあると思っています。
まず1つ目、①から②に移行するかどうかです。①で前慣性ジャンプを見せた後は空Nで差し込んだり、すかし着地から横強or下強or掴み等色々な選択ができます。
2つ目、やはり③から④に移行するかどうかです。ここは一つ上の見出しと同様で、空後で攻めるか、すかし着地後の行動でプレッシャーをかける等、色々な選択が同様にできます。
このセットプレイ自体は相手が前に差し込んで来ない場合に相手を攻めさせる(遠い距離にいたい気持ちを減らす)役割を持っていると思います。
そして、その対の選択として上で説明したように攻めてくるなら空後で追い払ったり、空後を見せてガードを誘ってすかし着地から相手を固める等も有効です。
セットプレイ自体の役割と、その対となっている選択肢を理解することがこれらでは重要です。
手榴弾即キャッチからのセットプレイ
手榴弾即キャッチとは…?
スネークのテクニックで、手榴弾が自分の近くにある時、ジャンプ⇒掴みと素早く入力することでジャンプしながらアイテム持ちをすることができます。
コツ等は各々練習の上で覚えてもらいたいので、ここでは割愛します(そもそも自分が説明できません)。この章では、手榴弾即キャッチを用いたセットプレイを紹介します。
崖のやり過ごし
動画のように、手榴弾即キャッチから崖に掴まる、あるいはサイファーで上に逃げてから手榴弾を下に投げるといったようなことができます。
もちろん、即キャッチでなくてもできるのですが、色々な場面で早く手榴弾をキャッチできるに越したことはないので、精度が高いならこの方法がオススメです。
手榴弾即キャッチニキータセットプレイ
最近僕の中で熱いです。まじで強いです。
やってることは簡単で、上記の手榴弾即キャッチからニキータを打つだけです。
ポイントは、ニキータを長く操作すればするほど手榴弾が目の前で爆発し、ニキータを即解除すれば遠くまで手榴弾を投げることができるということです。
言い換えると、ニキータの操作時間と手榴弾の残り時間はトレードオフの関係で、そのバランスはどこで取るのが最適なのかは相手との位置関係によって細かく変わるということです。
主にこれは相手から逃げたい場面で機能します。特にストック先行した後やアルセーヌ状態のジョーカー等、相手から逃げたい場面はたくさんあると思います。そこでこれを使ってみましょう。
おわりに
スネークはこういったネタをいくつも見つけるのが面白いですね。
スマブラを楽しくプレイしてる人向けですが、仮にスネークを使っていなくても記事や動画で紹介されていたネタを試すのって楽しいことだと思うので、興味を持ったらぜひ一度試してみてください。
そして、楽しそうだったらスネークを使ってみるのも良いと思います。ありがとうございました。