みなさんこんにちは、キシルです。
今回は、今までとは違う考えで「初心者向けのファイター」について考えてみたいと思います。
スマブラSPが発売してから一年以上が経過しておりますが、今も初心者におすすめのファイターに関する質問は多々寄せられているので、今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
なお、今回の「初心者向け」とは、いわゆる「スマブラの理解」や「スマブラ力」を伸ばしやすいという観点ではなく、「初心者でも勝ちやすい」「そのキャラっぽい動きがしやすい」キャラとします。
個人的にスマブラ力を伸ばしやすい、スマブラというゲームの理解がしやすいという観点での初心者向けファイターは別記事にて紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
一般的な初心者向けのファイターの条件
まずは、今まで多く取り扱われてきた初心者向けファイターの条件をまとめてみたいと思います。
キャラパワーが高い
勝たせてあげたいので非常に重要です。
B技が強い
こちらは、B技が地上・空中問わず使用可能なことから、いつでも強い技が使えるという点で優れていると言われてきました。
例として以下のファイターが該当します。
- クッパ
- デデデ
- ロボット
復帰距離が長い
復帰距離が長いファイターは安定感があり、初心者の助けになるということで、重要な要素とされてきました。
例として以下のファイターが該当します。
- デデデ
- ロボット
投げ撃墜がある
初心者にとって撃墜はかなりの課題になるので、投げで撃墜ができる=撃墜がしやすいことが重要であるとされてきました。
例として以下のファイターが該当します。
- クッパ
- ロボット
「読み合いを作りやすい」という考え方
今回初心者におすすめするにあたって重視して考えていくポイントは、「読み合いを作りやすいファイターであるかどうか」になります。
これは格闘ゲームの界隈で言われることがある理論かと思いますが、「読み合いを作りやすい」キャラクターというものが存在します。
もっとわかりやすく言うと、「明確に強い尖った選択肢を持つファイター」です。
相手としては一つの強い選択肢に対処する必要があるため、初心者でも相手に択を偏らせて、読み合いを構築しやすくなります。
具体的に何体かのファイターを紹介して、説明したいと思います。
マリオ
「ファイター番号01でありながら尖った性能をしている」とされるマリオですが、尖っているからこそ、今回の考え方に該当します。
投げコンボのイメージが高く、実際ダメージも高いため、相手に掴みを警戒させることができます。
掴みを警戒するため、相手がガードを貼りづらく、そこに空中後ろ攻撃を中心とした打撃技が有効であることは初心者でもわかりやすいと思います。
さらに、空中技を警戒してきたら本命の掴みを通せばいい、という王道の読み合いを作ることができます。
実際は空中上攻撃が掴みよりも火力が伸びたりするので一概には言い切れませんが、なかなか良い例なのではないでしょうか。
クラウド
凶斬りです。リーチで押し付けるという非常に強い行動があり、相手の選択肢を制限することができます。
ちょっと残念なのがガードが読めても掴みを通すことが難しい点、読み合いを行っての撃墜が難しい点がありますね。
しかし、そのキャラっぽい動きがしやすいキャラとしてクラウドは結構上位なんじゃないかなと思います。
サムス
個人的にキャラパワーが高いと思っていないため紹介しようか悩みましたが、そのキャラっぽい読み合いの作りやすさではかなり高いかなと思うので紹介します。
「チャージショット」というわかりやすく強い選択肢で相手にシールドかジャンプをさせやすいため、対空or掴みという鉄板の読み合いが行えます。
復帰距離も稼ぎやすく、アップデートにより投げ撃墜も強化されたので、実は結構初心者におすすめできるファイターなのかもしれません。
なお、同じく飛び道具絡みの読み合いを作りやすいファイターとしては、こどもリンクやシモンリヒターがあげられますね。
逆に読み合いが難しいキャラの例
読み合いが難しく、個人的にですが初心者には逆におすすめできないよというファイターも紹介します。
(あくまで、初心者が使うと最初は勝ちづらいですよ、という意味です)
ジョーカー
空中技と掴みのリターンに大きな差がなく、なおかつ飛び道具による待ちやダッシュ攻撃などの差し込みといった選択肢が豊富なファイターです。
相手が何を警戒しているか、自分が何をすれば良いかが分かりづらいと思います。
ピット
こちらも差し込みのリターンが近しいため、択の選び方が難しいですね。
ピットスマブラを学ぶにはとても良いファイターですが、最初はかなり勝ちづらいかと思います。
ピカチュウ
選択肢が多く、コンボも難しい部類だと思いますので、おすすめできません。
最後に
さて、今回はまた違った考えでまとめてみました。
今回の内容が全てではないので、またいろんな上位勢と会話した上でどんどん議論を深めてみたいと思います。
最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。