みなさんこんにちは!あとりえです。
今回はスマブラSP(スイッチ)参戦ファイター「ピチュー」の性能やコンボ、立ち回りの長所・短所をまとめていきます。
ピチューについて
ピチューはポケットモンスターシリーズに登場するキャラクターです。
スマブラシリーズにはDXからの参戦で、その後のスマブラX・スマブラ4では参戦が叶いませんでしたが、遂にスマブラSPにて復活を果たしました。
ファイターの性能としては高性能で、全ファイター中1番の体重の軽さを補って余りあるほどの火力の高さと撃墜力の高さを持ち合わせています。
Ver3.1.0アップデートによる大幅な弱体化
Ver3.0時点までは最強キャラ候補にも挙げられるほどの性能であったピチューでしたが、Ver3.1.0のアップデートにより大幅な弱体化を受けました。
自傷ダメージの増加、横強のふっとばし力の弱体化、ピチュー自体の喰らい判定の拡大など、その弱体化は項目にして13箇所。使い手からすればかなり厳しい弱体化となりました。
この弱体化に伴い、6/30に本記事を最新の内容に更新しました。
ピチューの出し方
- 勝ち上がり乱闘でピカチュウを使用して、7回目のクリアで解放される。
- 大乱闘モードの参戦ファイターのうち、34番目に追加される。
弱・強攻撃性能
弱攻撃
攻撃 | ダメージ | 発生F |
---|---|---|
弱攻撃1 | 1.4% | 2F |
発生も早いため技の後隙を誤魔化す等の用途で使用できます。
当てた後は相手はふっ飛ばずにのけぞるだけなので、掴みや空中攻撃を押し付けたり、ピチュー側が一度引く等の読み合いになります。
崖端の相手に当てると崖外に落下するため、そのまま復帰阻止の読み合いを仕掛けることが出来ます。
強攻撃・DA
攻撃 | ダメージ | 発生F |
---|---|---|
横強攻撃 | 9.6% | 5F |
上強攻撃 | 6% | 7F |
下強攻撃 | 7.2% | 7F |
ダッシュ攻撃(DA) | 9.6%,7.2% | 6F |
横強攻撃は持続が非常に長く、ふっとばしに優れているため崖際で当てれば横方向への撃墜を狙えます。→Ver3.1.0の横強弱体化により撃墜が困難になりました。
持続が長いため、崖狩りの場面で崖際に横強を置いておくだけで相手の行動を大幅に制限できます。
横強連打でジャンプ上がり・その場上がり・崖離しジャンプを狩ることができるため、これに対しては攻撃上がり・回避上がりが比較的有効な選択肢になります。
ただし、勿論この2つの崖上がり方法もリスクがあるため、他の選択肢も混ぜつつ読み合いしていく必要があります。
上強攻撃は優秀なコンボ始動技。当てた後は空上に繋げて火力を稼ぐコンボが一般的です。
空上からは空下に繋いでさらに火力を伸ばしたり、空後ろに繋いで途中から急降下を入れることでもう一度上強に派生させたりとルートは様々。状況や%によって使い分ける必要があります。
下強攻撃もコンボ始動技。低%であれば上強、中%時には空上、撃墜%では空後などに繋ぐコンボが主流です。
崖端でヒットさせた後は空下メテオでそのまま撃墜を狙うことも可能です。
ダッシュ攻撃は差し込みが主な使い方。ヒット後は空上などに繋ぐことができるコンボ始動技でもあります。
空中技
攻撃 | ダメージ | 発生F |
---|---|---|
空N | 8.4%,6% | 3F |
空前 | 16.8% | 10F |
空後 | 15% | 5F |
空上 | 4.8% | 4F |
空下 | 15.6%,14.4%,4.8% | 14F |
ピチューの空中攻撃は総じて優秀だと言えます。
空Nは様々な場面で活躍する万能な技。
特に優秀なのは反撃としての使い方です。3Fで発生し密着の相手にもしっかり当たるため、相手の各種攻撃をガードした後の反撃手段として素晴らしく優秀です。
空前は差し込み兼コンボの締め技。差し合いで相手のジャンプに置いたり、空上を絡めたコンボの締めに使うことができます。
空後ろは多段技とは思えないふっ飛ばし力を誇る撃墜技。
復帰阻止で相手のジャンプを読んで当てたり、崖狩りのシーンで崖上に置いておく使い方が分かりやすく強いです。
発生5Fでガーキャンから出せるため、反撃としても優秀。全6段構成で、どこか1段にかすりさえすれば最終段に当たることになり、強力なふっ飛ばしを狙うことができます。
空上はピチューのコンボの要となる技。この技無しにはピチューの強みを引き出すことは出来ません。
下投げ・上強・下強などから簡単に繋ぐことができ、当てた後はさらに空上・空後・空下などに派生させることができます。
空下はメテオ技兼コンボパーツ。復帰阻止やコンボの締めとしてのメテオ判定も非常に優秀でありながら、横方向にふっ飛ぶ持続当ての判定でも普通に撃墜を狙うことができます。
着地判定を持っているのも地味に厄介、地上の相手にガードされてもその後急降下の有無で着地判定を出すか出さないかの読み合いを仕掛けることができます。
掴み・投げ
攻撃 | ダメージ | 発生F |
---|---|---|
掴み打撃 | 1.4% | 1F |
前投げ | 14.4% | 27F |
後ろ投げ | 10.8% | 26F |
上投げ | 12% | 15F |
下投げ | 9.6% | 19F |
前投げ・後ろ投げは外に出す投げ。前投げは150%超えの相手を崖端で掴んだ場合であれば撃墜を狙うことができます。
上投げは高%時に下Bのかみなりが繋がることがあります。上投げされた側は基本的に外ベク変(ずらし)を仕込むのがベターです。
下投げは強力すぎるコンボ始動技。空上に繋ぐことが殆どで、そこから様々な技で火力を伸ばしていきます。
具体的には低%での空上(急降下着地)→ジャンプ空上→空下や、中%での空上→空前の安定コンボなど、コンボルートは様々です。
割と何でも繋がるので、独自のコンボを考えるのも楽しいと思います。
スマッシュ攻撃
攻撃 | ダメージ | 発生F |
---|---|---|
横スマ | 18.6% | 16F |
上スマ | 16.8% | 9F |
下スマ | 16.8% | 8F |
横スマは強力なふっ飛ばしを誇る撃墜技。本当によく飛びます。
崖のその場上がりに合わせたり、横強を嫌がった攻撃上がりをガードした後に反撃として振ったり、ダウンから起き上がりに対して重ねたりと、その使い道は多種多様。
さらに、ガードされても硬直差-13Fしか負わないため、手痛い反撃をもらうことが少ない点も強力です。→Ver3.1.0での後隙増加により反撃が容易に。
上スマは着地狩りやガードキャンセルからの反撃として使います。ふっ飛ばし力は控えめ。
下スマは横方向にしっかり飛んでくれる撃墜技。横スマよりも発生が早いため、横スマが間に合わない場面での撃墜技として使います。
必殺技
攻撃 | ダメージ | 発生F |
---|---|---|
NB | 8.4%,7.2%,6% | 18F |
横B | 4.8%(溜め無し),39.6%(最大溜め) | 17F |
上B | – | – |
下B | 7.2%,4.8%(稲妻),16.8%(接触) | 9F(稲妻),1F(接触) |
NBの電撃はピチューの立ち回りにおける軸となる技。これを中心に立ち回りことが多いです。
大ジャンプから出すことで電撃の軌道を追うように相手に近付き、有利な読み合いが出来ます。
ガードしてもピチュー側が有利であることが殆どなので、電撃への対処はジャンプや暴れ(攻撃を被せる)などが有効です。反射技を持っている場合は電撃を反射するのも有効。
しかし、Ver3.1.0のアップデートにより自傷ダメージが増加したため、以前よりも状況を見極めて丁寧に振る必要があります。
横Bは移動距離が長いため、復帰距離を稼ぐ目的で使います。
地上に着地した場合着地隙を晒すことになってしまいますが、相手のガードに当てると意外と後隙がありません。
上Bは復帰技兼着地狩り拒否の技。2段目の入力がピカチュウに比べ若干遅めで慣れが必要です。
復帰が上手くなると復帰阻止にも積極的に行けるようになるため、上Bでの復帰はマスターしておきたいところ。
下Bのかみなりは上投げから繋げたり、復帰阻止として使用します。
稲妻の発生部分には強力なメテオ判定が付与されており、復帰阻止で相手に当てるとあらぬ%で撃墜を狙うこともできます。
接触部分のふっ飛ばしも非常に強力。崖外で当たってしまうと相手はひとたまりもありません。
ピチューの長所・短所
ピチューの長所
とにかく火力が高いです。下投げ・上強・下強など、比較的当てやすい技から大火力のコンボを始動させることが出来ます。
空後や横スマ、かみなりなど強力な撃墜技が豊富にある点も魅力の一つです。
さらに、復帰阻止能力が非常に高いです。落下速度が速くないため相手との軸を合わせやすく、空下や空Nなどの復帰阻止として優秀な技も揃っていて、ピチュー自身の復帰距離も長いため、強気に復帰阻止に行くことができます。
ピチューの短所
体重が全ファイターのうち最も軽いです。電気技を使う度に自傷ダメージを受けてしまう特性も相まって、体力が少ないです。
また、落下速度が速いとは言えないため、着地狩り耐性が低めです。
総括
全体的なファイター性能はトップクラスであると言えるでしょう。→以前よりはキャラ性能が低くなり、今は準強キャラ程度のポジションに落ち着きました。
基本的なスマブラのスキルは必要な性能だと思うので、個人的には初心者の方にもオススメできるファイターだと感じます。
コンボ火力が高いキャラを使いたい、立ち回りで相手を圧倒したいという方には非常にオススメできるファイターとなっています!