皆さんこんばんは。keptです。
今回も前回に引き続き、「ガチ勢には出来ていて、初心者には出来ていないこと」を紹介していきます。
前回は「状況理解編」と題しまして、ガチ勢と初心者が「頭」で考えることの差について触れましたが、今回は「小ジャンプ・急降下編」と題しまして、試合中の「手」の動かし方、操作について触れていこうと思います。
初心者とガチ勢、差が出る操作はズバリこれだ!
スマブラというゲームは技を出すために難しいコマンド入力は必要ではありません。スティックを特定の方向に倒し、ボタンを一つ押すだけでほぼ全ての技を出すことができます。
実際、初心者のプレイヤーがこの技を出すことができない!と困っているケースは見たことがありません。
では、技は誰でも出すことができるこのゲームにおいて、どんな操作で差が出るのか?大きくはこの2つだと考えます。
- 小ジャンプ
- 急降下
初心者のプレイを見ていると、この2つの操作の自由度がかなり低いことがほとんどです。
ガチ勢の対戦を見た初心者が
「俺の持ってるスマブラより速い!」
「これ早送りしてる?」
など、「速さ」についての感想を述べることが多いのも、上記2つの操作に差があることによるものだと考えられます。
では、それぞれについて少し詳しく説明していきます。
小ジャンプについて
初心者のお悩みNo.1と言っても過言ではない小ジャンプ。
小ジャンプを出せない!と言うプレイヤーより、トレーニングモードで小ジャンプの練習をしているときには安定していても、いざ試合となると意識を100%小ジャンプに向けられなかったり、緊張によって力んでしまったりすることで安定しないと言うプレイヤーが多いと思います。
出し方や有用性については過去の記事で紹介されていますので、ここでは小ジャンプの自由度が低いことで、初心者に起きている問題を紹介します。
コンボの幅が狭い
小ジャンプをすることが前提のコンボが存在しますので、小ジャンプが安定していないことで、単純にコンボの幅が狭くなってしまいます。
シールド(ガード)からの行動が回避多めになる
初心者行動としてよく挙げられる横回避。
シールドから横回避に頼ってしまいがちなのは、初心者には横回避以外の手札をあまり持っていないからだと考えます。
シールド状態から、とりあえずその場から少し移動したいときにシールドキャンセル小ジャンプはリスクも少なく非常に使い勝手が良いです。
差し合いが弱い
お互いフラットな状態からの差し合いにおいては、小ジャンプからの差し込みや、小ジャンプでの様子見がかなり重要です。
その選択肢無しで差し合いをすることが多いので、ダッシュ攻撃やダッシュ掴みなど平面で直線的な差し込みが多くなり、読まれやすくなってしまいます。
急降下について
急降下はあらゆる場面で利用する重要な動きですが、小ジャンプとは違って入力が非常に簡単なので、誰しもが安定して出せると思います。
そのため初心者からは軽視されがちな印象があります。急降下をすることはできても、有効な場面で正しく使うことができていません。
では有効な場面とはどんな場面なのか?という話になりますが、空中攻撃と急降下を組み合わせて利用する場面についての理解度が低いように感じます。
空中攻撃+急降下を理解する
急降下+空中攻撃(対地)には、
- 空中攻撃を出しながら急降下
- 急降下をしたあとに空中攻撃
の2種類のパターンがあります。
前者は発生が遅い空中攻撃や、持続が長い空中攻撃と相性が良いです。クラウドの空前や、フォックスの空N(空中ニュートラル攻撃)などが良い例です。
後者は発生の早い空中攻撃と相性が良いです。ゼロスーツサムスやアイクの空後などが良い例です。
この使い分けをあまり意識せず、急降下+攻撃とひとくくりにしてしまっている人が多いように感じます。
この理屈を理解することで、空中攻撃が出ずに急降下で着地してしまうことや、地上にいる低姿勢のキャラクターに空中攻撃が当てられないことなどが、減っていくと思います。
まとめ
今回は操作編として、小ジャンプと急降下に関して、初心者とガチ勢の差を紹介させていただきました。
初心者はかっこいいテクニックに惹かれ、理屈抜きで練習を始めてしまうケースが多いので、今回のようにその行動ができるようになると、自分にどんなメリットがあるのかを考えて練習していくとモチベーションも維持できて習得もはやいのではないかと思います。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!