相手の癖を見抜く「人対策」の基礎と具体例【スマブラSP】
こんにちは、あとりえです。
今回は題名の通り、低%で引っかかってしまうと大火力を取られてしまったり、中%で当たるとそのまま撃墜に繋がってしまうような強力なコンボ始動技をいくつか紹介させてもらいます。
分からない方向けに説明しておくと、コンボ始動技とは、その技が当たってしまうとコンボに繋がってしまうというコンボの1番初めの技のことです。
例えば、ジョーカーの空下→上スマの確定コンボのコンボ始動技は「空下」ということになります。
①パルテナ・空N
コンボ始動技代表ですみたいな技。最も警戒しなければいけないのは低%時です(特に0%のとき)。
空Nからもう一度空Nが繋がり、さらにもう一度空Nや空上が繋がるため、沢山の%を一気に稼がれてしまいます。
計7段ヒットの多段技でありガード漏れを起こしやすいため、ガードに対して無理やり押し付けてきたり、ジャンプ読みで小ジャンプから普通に振ってくることがほとんどです。
低％時はこの空Nに注意しながら引き行動などで否し、DA（ダッシュ攻撃）等で差し返すのが基本的な対策となります。
②ワリオ・空N
このゲームは空Nがコンボ始動技であるキャラが多いですね、ワリオの空Nも始動技として非常に優秀です。
ワリオの空Nもパルテナ同様、当たったときの火力が高いのが強力なんですが、ワリオの空Nはそれだけではありません。
本当に注意しなければならないのが、ワリオのおなら(下B)が溜まっているとき。最悪の場合撃墜に至ります。
30～50%ぐらいで空N2段目からそのままおならに繋がってしまうのはもちろん、それ未満の%であっても空N→空上→おなら等のコンボで撃墜されることがあります。
そもそも発生4Fで空N自体が優秀すぎるので完全に拒否するというのは不可能ですが、意識しておくことで当たりづらくすることは可能です。
ワリオのガーキャン空Nで反撃を取られないような空中攻撃を振ったり、差し込みで振ってくる空Nは引いて差し返したり、優秀なガーキャン行動を持ってる場合はそれで対処しましょう。
③ウルフ・空前
上記2つの技は特定の%で特に注意しなければいけないという技でしたが、ウルフの空前は割とどの%でも警戒しなければならないという点が厄介です。
低%では掴みや上スマが繋がり、中%では各種空中攻撃がどれでも繋がり大火力を取ることができます。
高%では空後や横Bに繋いでそのまま撃墜させることも可能という優秀なコンボ始動技です。
ただ、ウルフの空前は降り(ジャンプの下降中)で当てたときにのみ火力が出る技なので、ちゃんと意識すれば普通にガードで拒否したり、ジャストシールドから反撃を取ることも可能でしょう。
ウルフとの対戦中常に警戒しなければならない点は厄介ですが、相手が振るタイミングを見極めて適切に対処しましょう。
④ルイージ・下投げ
いわゆる”即死コンボ”の始動技。掴みが始動なのでガード不能である点があまりにも強力です。
0%で掴まれた場合、下投げ→空下→空N→空下→空上or空中Z（ワイヤー攻撃）→上Bで撃墜されてしまうことがあります。
有名なこの即死コンボですが、上や左右に本気でふっとびずらしを行うことで一応ルイージ側のコンボの難易度が上がるようです。
ただ、ルイージの掴みに注意しなければならないのは低％時だけではありません。
中%で掴まれても平均30%ぐらい稼いでくる投げコンボがありますし、キャラによっては下投げ上Bで撃墜されることもあります。
スマブラ4のアップデートにより失われたはずの下投げサイクロンも何故かスマブラSPで復活を遂げたため、高%で掴まれると下投げサイクロンや後ろ投げで撃墜されます。
当然空中にいれば投げは当たらないので、対ルイージでは空中攻撃を主体に立ち回ったり、そもそも近付かせないために飛び道具を多めに立ち回るのが有効です。
その他のコンボ始動技
個人的に特筆すべきだと思ったコンボ始動技は上記の4つですが、その他にも多くの強力なコンボ始動技があるので、ここに一気に並べていきます。
そのキャラとの対戦中は下記の技に多く意識を割いてもいいかもしれません。
- ダックハント：横B
- ルフレ：横B
- メタナイト：DA
- ロイ、クロム：空N
- アイスクライマー：下投げ
- ピーチ、デイジー：下強
- リンク：爆弾Z落とし
- フシギソウ：下投げ
- オリマー：上スマ
- パックマン：ボスギャラクシアン
- アイク：空N
基準が結構曖昧ですが、僕が個人的にキャラ対策として意識してるレベルのコンボ始動技を挙げさせてもらいました。参考程度に。
終わりに
以前SmashlogTVでも紹介されていた通り、相手キャラの強い技1つに対してどうするかを考えるというだけでも立派なキャラ対策になり得ます。
キャラ対策の第一歩として、今回の記事で挙げたコンボ始動技に当たらないということだけをまず意識してみてもいいかもしれません。
お読みいただきありがとうございました！
