【大会特集】ウメブラ32~EVOへの切符を掴むのは果たして・・・?

twitter
line
hatena

ウメブラって何?

東京(蒲田、錦糸町)にて1-2カ月に1回のペースで開催される、ユーザー主導の”スマブラfor WiiU”オフライン大会。

参加人数は毎回200人を超え、大規模な大会では世界トッププレイヤーを招待する等、日本でも最大規模・最高レベルの大会となっています。

詳しくは以下のURLを参照ください。

http://piosuma.blog.jp/

尚、大会の配信/動画投稿は以下のチャンネルにて行っています。会場にお越しにならない方も、ぜひこちらで盛り上がりを共有しましょう。

https://www.twitch.tv/shi_gaming

https://www.youtube.com/channel/UCpu15uRsvI2opP78cdslj3A

優勝者には豪華賞品!ウメブラ32の見所

そんなウメブラですが、5/12(土)に32回目大会となる「ウメブラ32」が開催されます。

本大会は多くの理由で、普段のウメブラよりも注目度の高い大会になっています。以下にその理由をまとめました。

吉本興業の協賛により、上位入賞者をEVO2018に招待!

先日ウメブラの公式HP、よしもとゲーミング公式HP等でも発表があった通り、吉本興業の協賛により、本大会の優勝者+TOP8内の1名=計2名が今年7月にラスベガスで開催される”EVO 2018″に招待されることになります

EVOといえば、言わずと知れた格闘ゲーム世界最高峰の舞台。スマブラプレイヤーも幾度となく遠征をし、様々なドラマを作り上げてきました。今年は一体誰が世界へ羽ばたくのか…EVO招待の権利を争い、鎬を削るウメブラ32に注目が集まります。

2018年国内最大規模・最高レベルの大会

参加者350人超、見学も含め400人以上のプレイヤーが一堂に会する国内スマブラ大会は2018年では初めてです(EVO JAPANを除く)。

また、スマブラの日本ランキング”Japan Power Rankings”における、TOP10プレイヤーの内7人が参加、TOP50プレイヤーの内32人が参加と、全国から多くの強豪が集まっていることも伺えます。

優勝は誰の手に?~難攻不落の関東TOP4プレイヤー

以下では本大会の有力プレイヤーをご紹介します。まずは、関東の4強とも言えるこのプレイヤー達から…。

KEN

世界最強のソニック使いにして、Japan Power Rankings堂々の1位。

1年に1回開催されるウメブラAnniversary Tournamentで、2年連続で優勝、EVO2017ではTOP6と、国内外での実績多数。

ソニックの性能を十分に引き出した手堅い立ち回りと、相手の拒否行動を読んでの強気な撃墜、接戦にも決して物怖じしない強靭な精神力が強み。ウメブラ32においても、優勝候補筆頭のプレイヤーと言える。

ちょこ

国内ナンバーワンのゼロサム使い。Japan Power Rankins第2位。

前作のスマブラX後期に頭角を現し、以降安定して国内トップクラスの位置を維持し続けてる最上位プレイヤー。

特にここ1年は調子が良く、ウメブラ29・30では2大会連続優勝を飾る等、国内では他を寄せ付けない圧倒的な結果を残し続けている。

ゼロサムと言えば、投げからの早期撃墜が強みで、多くのプレイヤーはそれを狙って強気に掴みに行くが、ちょこはジャンプからの様子見と確定反撃を中心とした手堅い立ち回りを得意とする。こうしたプレイスタイルが、トップクラスの安定感を引き出す要因と言える。

あばだんご

国内トップクラスのミュウツー&ベヨネッタ使い。Japan Power Rankings第3位。

もはや誰の説明も要さないほどその名は知れ渡っており、スマブラ4発売当初から国内外で最上位の順位をキープ。2016年後半から2017年にかけては、海外の強豪e-Sportsチーム「Luminosity Gaming」の一員としても活動した。

最近は、Youtubeでのライブ配信や、動画投稿にも力を入れており、スマブラ界隈で最も影響力の高いプレイヤーと言える。

彼のプレイの特徴は、キャラの強みを最大限に引き出す研究力と、大会で発揮される高い集中力にある。彼がこれまで使用してきたキャラはベヨネッタを除いて、決してトップクラスとは言えないキャラばかりであったが、そんなキャラの強みを彼独自の研究で短期間で引き出し、「あばだんごが使ったキャラはすぐに強さがバレて、アップデートで弱体化されてしまう」と多くのプレイヤーに言わしめるほど。

ウメブラ32にかける意気込みも強く、優勝の期待がかかるプレイヤーと言える。

キリハラ

国内最強のロゼッタ&チコ使い。Japan Power Rankings第4位。通称GOD。

アメリカで開催された「Frame Perfect Series2」にて、世界最強プレイヤーのZeRoを撃破する等、世界でもトップクラスのプレイヤーとして名を挙げている。国内の大会では優勝こそ少ないものの、安定してTOP4入りを果たしている印象。

地上でのステップや弱置きを利用した差し合い、着地狩りや崖上がり狩りといった有利状況のキープによる安定した試合運びが特徴的。決して無駄な動きをせず、常に相手の動きを見てから最適な動きを選択し続けることができる、国内でも有数のプレイヤーである。

先にも述べた通り、国内では優勝回数が少ないが、それ故に「そろそろ優勝するんじゃないか」と期待させてくれるプレイヤーである。

関東の牙城を崩せるか?~他地域からの有力プレイヤー

東京で開催されるウメブラ32ですが、他地域からも数多くのプレイヤーが遠征されます。その中でも、優勝争いに食い込むことが期待される強豪プレイヤーを以下ご紹介します。

しゅーとん

世界最強のピクミン&オリマー使い。Japan Power Rankings第5位。

スマブラ4発売当初は、主に福岡の大会である”修羅ブラ”に参加していたが、2016年以降本格的に関東や関西の主要大会に進出。

ウメブラ22での準優勝、スマバトfor The Big Houseでの準優勝を皮切りに、その実力が決して地方大会を無双するレベルに留まらないことを証明した。活躍は国内の領域を超え、Frostbite2017での5th、West Side Sagaでの3rd等、安定した実績を積み重ねていった。

そんな彼の強みは、相手のジャンプを読んだ空中攻撃置きに代表される強気な一点読み、巧みなピクミンの色管理による状況の最適化が挙げられる。決して強キャラとは言えないピクミン&オリマーで最上位を維持し続けているのは、高いキャラ理解が伴ってのものだろう。

直近では、関東上位勢も多く参加したKSB 2018で見事優勝を果たす等、まさに勢い十分と言えるだろう。

シグマ

国内最強のトゥーンリンク使い。

前作のスマブラXからナンバーワンのトゥーンリンク使いとして知られ、スマブラ4においても初期から活躍。

一時期下位に沈む大会が目立ち、スランプの時期があったが、最近ではスマバト優勝、カリスマ連続優勝等、国内での実績を高めている。

トゥーンリンクと言えば、爆弾やブーメランといった飛び道具を多用した守りの立ち回りが中心だが、彼の場合はそういったキャラの強みに、プレイヤー独自の読みの強さが加わり、他のプレイヤーと差をつける要因となっている。

ウメブラはおよそ1年ぶりの参加だが、好結果が期待されるだろう。

とわ

国内トップクラスのロゼッタ&チコ使い。

長きに渡って上位プレイヤーとして活躍しながらも、ロゼッタ使いとしては上述の「キリハラ」に次ぐ2番手以降のプレイヤーとして評価されることが多かった。しかし、前回大会であるウメブラ31でKENやあばだんごといった著名なプレイヤーを倒し、見事優勝を果たした。

年齢も若く、今後が期待されるプレイヤーであると同時に、今回のウメブラ32ではディフェンディングチャンピオンとしての活躍が期待される。

 

最後に

今まで見てきた通り、今週末のウメブラ32は国内でも最高峰のイベントになるでしょう。

そして、通常の大会であれば「誰が優勝するのか」に焦点が当たりますが、今大会ではそれだけでなく「誰がTOP8に入るか」が一つの大きな注目ポイントかと思います。そうであれば、自ずと注目すべき試合が増えることになります。

EVOへの切符を掴み取るのは果たして誰になるのか、ウメブラ32をお見逃しなく!

この記事をシェアする
twitter
line
hatena

おすすめの記事