【スマブラSP】ウメブラJM2019振り返りレポート~スタッフ目線~

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みなさんウメブラJMお疲れ様でした。ウメブラスタッフのエルです。

今回は先日5月1日と2日に開催された、ウメブラJMの振り返りをしていきたいと思います。

次の大会に向けての反省や、今回の大会で感じたこと、色々と書きたいことをまとめていきます。

SmashlogTVで配信された各対戦カードの試合は再生リスト「ウメブラJapanMajor2019」よりご覧になれます。

大会進行編

まずは自分と1番関わりがある内容の1つである、大会の全体的な進行について振り返っていきたいと思います。

朝の受付

まずは朝の受付からなのですが、1000人規模の大会すごいなって正直な感想です。

今後もっと大きなイベントって考えた場合、受付時間を区切ったり、受付方法や列形成の方法を変更したりと改善が必要そうです。

9時半前後から受付を開始したのですが、何とか開始時間の11時までに今回は間に合ってよかったです。

予選開始


予選開始直前ぐらいの会場の様子ですが、ものすごい人口密度です。

このあと各予選Poolへの誘導を行ったわけですが、図面含め打ち合わせをしていた成果も出て人数の割にはスムーズに誘導できたかなと感じています。

本戦開始~TOP8への道のり

1日目の激闘を勝ち抜いた256名が、2日目のAクラストーナメントへと駒をすすめました。

実は2日目の最初、256人を進行するのに対してそれぞれのPoolを見てまわれる進行スタッフが自分含めて2名しかいませんでした。

しかしながら、今までの大会を経て洗練された参加者の協力もあり、何とか本戦をほぼ時間どおり開始することができました。

コミュニティ大会の強みだなと自分が感じさせられた瞬間です。

勿論1日目も同じように運営協力をいただきました。この場を借りてお礼を述べたいです。

TOP8

長いトーナメントを勝ち抜いた末に、TOP8が出揃いました。

実はTOP8は当初最遅で17時開始を想定していたのですが、先程述べたように参加者の協力もあり、休憩を挟んで15時開始となりました。

これは配信の数を減らす等の物理的な手段ではなく、純粋に参加者の協力と進行スピードの成果なのですごいことだと思います。

このような大規模大会に初めて参加した参加者から、ウメブラの運営能力に驚いたというありがたいお言葉もたくさん頂いております。

大規模大会というと、スケジュールを押すことが当たり前のようになっていますが、ウメブラは今後もこれを継続していきたいです。

シード選手の活躍と波乱について

大会の盛り上がりを演出するためには、正確なトーナメント作成が不可欠だと私は考えています。

勿論荒れたほうがよいと思う人も一定数いるとは思いますが、優勝候補同士が早々に当たって消えてしまう展開は望ましくないでしょう。

今回の全体で見て、どれくらい運営のシードに対して波乱が起きていたのかを調べてみました。

Round1 総当たり編

1日目の総当たりは、128個のPoolを今回作成しました。

今回シード選手はなんと256人選んでおり、1~128を各Poolの第1シードに、129~256を各Poolの第2シードとして配置しました。

各Poolの第1シードがどれくらい敗れているかを調べてみた結果が以下になります。

■第1シード~第64シードまで 前半予選編

予選落ち:0人(0%) 2位通過:8人(12,5%)

■第65シード~第128シード 後半予選編

予選落ち:9人(14.1%) 2位通過:13人(20.3%)

シードの高いプレイヤーは流石の安定度というところですが、全体で見ると約75%の第1シードが予選を1位で通過しています。

野に隠れていた強者に第1シード、第2シード共に敗れているPoolもありましたが、全体としては悪くないバランスだったのでは無いでしょうか。

Aクラストーナメント編

今回1番の波乱といっても過言ではないのは、MkLeoがTOP48で敗退したことでしょう。

聞いた話によると、彼はスマブラSPが始まってから参加したトーナメントで初めてTOP8を逃したとのことです。

ウメブラJMがS-tierに相応しいレベルであったことを象徴する出来事ではないでしょうか。

TOP8のメンバーを見てみると、4人が第8シードまでに配置されていた選手となっていました。

残りの4人は、先程紹介した「MkLeo」がBest48、「Nietono」「Shuton」「Choco」の3人がTOP8前の9位タイで敗退という結果になりました。

この結果を見ると、勿論上位シード選手はトーナメントが有利になるようには作られてはいますが、やはり上位シード選手は強いという結果になったと言えるでしょう。

上位シードを倒して、大会を大いに盛り上げてくれた選手を以下に抜粋します。

・第4シードの「Cosmos」第6シードの「Tea」第8シードの「Choco」第12シードの「Umeki」を倒した「ProtoBanham」(自身は第21シード)

・第1シードの「Zackray」第5シードの「Nietono」第11シードの「Atelier」を倒した「Tsu」(自身は第28シード)

・第1シードの「Zackray」第5シードの「Nietono」第16シードの「KEN」を倒した「Ri-ma」(自身は第49シード)

・第4シードの「Cosmos」第8シードの「Choco」を倒した「Raito」(自身は第40シード)

第17シード~第64シードまでの中には、今まで力を発揮できていなかったが今回の大会で覚醒した選手が沢山いたという結果になりました。

そんなトーナメントを制して勝ち上がった選手の表彰式の写真を紹介しておきます。

それ以外で感じたこと色々

自分が大きく関わった、大会進行とトーナメント作成以外に感じたことをいくつか書いていきます。

観戦文化の発達

こちらは「Kameme」選手が優勝を決めたときの様子ですが、会場の盛り上がりがすごいです。

他にも盛り上がった試合をあげていくとキリがないですが、「Zackray」と「Shuton」がTOP8を賭けた試合、「MkLeo」を「TKM」が倒した試合は特に記憶に残っています。

過去には運営と一部の人だけが盛り上がっているだけと言われていた時期もありましたが、皆で声をあげて応援し合う環境ができてきて嬉しいです。

参加者の運営への協力

途中トーナメント進行での協力を取り上げましたが、設営や撤収にも多くの参加者の協力をいただきました。

冒頭に紹介した、会場中がモニタとSwitchと配線でごった返す状況からわずか1時間半程度で以下のような形にできるのは参加者の方の協力のおかげです。

特に2日目はゴミも少なかったということで、沢山の人が大会に協力してくれていることを感じました。

今後に向けて

次はもっと大きなイベントを、2000人もいけるのではないか等、色々と嬉しい声を頂いていますがまずは今回の大会無事に終わってホッとしています。

閉会式で主催のうめきが述べていたように、次の大会会場が見つかっておらず次回開催は残念ながら未定という状況です。

しかしながら、まず出来ることとして今回の大会の反省点をしっかりと出し合い、次にいつ大会を開いても大丈夫な準備をすすめております。

次回もまた多くの参加者と一緒に盛り上がれるイベントが開催できることを祈って今回は締めにしたいと思います。

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