要望があったので一度記事としてまとめます。ケンを使わない人に関しては意味のわからない話かもしれん。
ケンの技感は先日別記事としてまとめさせていただきました。
この記事を見ても他のキャラに比べて圧倒的に技が多いこのキャラですが、更にその中でも一部技は入力の仕方で性能が変化します。
対象なのは下記の技です。
- 波動拳
- 竜巻旋風脚
- 昇龍拳
1つ1つ使い所や強みなどもろもろ解説していきます。
波動拳
地面と平行に進むシンプルな飛び道具です。
ダメージも大して大きくなく、判定もそれほど強くないので、これ1つで相手を動かすとかをそれほどの強さはないです。若干うっとおしい程度。
しかし前作よりもステップ戦になる機会が増えた結果、刺さる場面も必ず存在します。この技の1番の魅力は波動拳の種類によって弾速がかわるところです。なかなか弾速をいじれる飛び道具は存在しないので面白いポイントです。
あと特徴として、地上当てに限りどんなに%を当ててもやられ吹っ飛びにならない技です。これを利用して台の上から、ぬるり落下を狙ったりすることもできます。あまり狙う機会はないですが。
弱波動
発生条件は入力してから1F~5Fの間にボタンから手を離すこと。猶予は多いので軽くポンッとボタンを押して離せば安定してだすことができます。もっとも弾速が遅く、届く距離も短いのが特徴です。
弾速が遅すぎて一緒に攻めることができるので、相手がステップ戦をしてる時に打って、一緒にラインをつめたり、飛んだところを狩りに行ったりすることが一応できます。
波動拳が当たった場合、竜巻で追撃できたりと波動拳の中では色々旨味が多いため、1番使用頻度が高いです。
中波動
正直あえて打つ意味もないかなと思ってます。使い所模索中です。
強波動
発生条件は13F以上長押しすることです。入力してから押ししっぱなしで大丈夫です。もっとも弾速が早く、届く距離が長いのが特徴です。この技自体を当てたいときに使います。
昇龍拳の撃墜%までちょっと届いてないから、もう少しダメージがほしいな!ってとき。崖外に出した相手にせめてものダメージを与えたいとき。そんな感じですね。
竜巻旋風脚
判定も硬く、後隙もない。当てた後の展開も良い。ケンの横軸の差し合いを支えてくれている技です。
この技は強弱を使い分けることによりヒット数をいじることができます。
なんともイヤラシイのはヒット数が変化しても途中のモーションは変わらず、1発1発のダメージも変化が無いため、受けている側からするとどの竜巻旋風脚か区別が付かないと思います。
入力した側のみがその後どういう展開になるか頭に入っています。当てたあとの展開は一見同じように見えますが実は細かく違っていて、かなり強弱の使い分けが大事になってくるので感覚に叩き込みましょう。
打点が比較的高いので、ピチューなどの小さいキャラには全く当たらないとか、スネークの手榴弾に当たらず突撃できたりとか、結構対キャラによって使い所も変わってきます。
弱竜巻
もっともヒット数が少ないため発生してから即終わります。横Bで入力すると全体フレームよりも「竜巻旋風脚!」と喋っているフレームのが長いという奇怪。
後ろ方面に反撃方法が乏しいキャラに大しては、この技をガードに当てて背面に着地して、密着の展開を有利な状況を作ったり、自分が崖に追い込まれている状況でラインを交換したりすることができます。
当てたときの吹っ飛びも最も高くなっていて、低%は弱竜巻→小足→弱竜巻→小足→弱竜巻とループすることができるキャラもいます。
弱竜巻が1番魅力的なのは小足竜巻ループを抜けた%あたりから相手が手前にダウンする展開をつくることができるところです。
ダウン連しても良し、受け身先を読んでも良し、火力が伸びる着地空下などを当てる展開に派生することができるので可能性の塊です。
中竜巻
強竜巻とヒット数は変わらずに距離だけ少し短い。自分はそれしか違いがわかってないです。中波動同様に敢えて使う必要もないかなって思ってます。
強竜巻なら崖に出ちゃうところを中竜巻で留まってコンボに繋ぐとかもしかしたら可能性はあるかもしれません。
強竜巻
ヒット数が多く、移動距離も最も長い。どの%で当ててもほとんど吹っ飛びが変動しないのが特徴です。
崖上がりが弱いキャラに対して、とにかく崖に出して展開を作る。飛び道具を消しながら突っ込む。相手の引き行動ごと潰すために突っ込む。あたりが使い所になります。
ケンは崖攻めの強いキャラなので、多くのラインを持ってけるこの技はかなりシナジーを感じます。
高い%でヒットすると目の前にダウンするため、そのまま撃墜に持ってけたりするので、高い%で撃墜に困ったときに結構頼ってしまいがちです。それでも強いから振るんですが笑
昇龍拳
ケン最大の魅力。ひいき目抜きでめっちゃカッコよいです。炎出るのヤバくない?
ベクトル変更確認する時間があったり、なんかたまにすっぽ抜けたりして単発のが強いやんこれって思うときもありますけど見た目はいい。
弱昇龍
発生条件、入力してから1F~2Fの間に離すこと。猶予2F!?って思うかもしれませんが、小ジャンプをするときの感覚でボタンを押せば全然安定できます。
台上に丁度乗れる時に使ったりとか、ガーキャン上Bのあと即座に追撃にいきたいときとかに選択します。
…といいつつもあえて弱昇龍にしたい展開は正直あまりないです。昇龍の使い分けの中では1番見ない選択肢だと思います。
中昇龍
出ました。ケンを使う上で最もハードルになると思われる中昇龍です。発生条件は、入力してから3F~4Fの間に離すこと。闘いはまだ始まったばかりだ。
イヤらしいのは技からキャンセルして出したいときにその前の技のギリギリで出さないと中昇龍の入力タイミングがずれていくことです。
自分も安定するまでに相当かかりましたが、一応そこそこ出るとこまでは来たので人間にもできる範囲。。だと思います。どーしてそこまでシビアな入力をしてまで出したいかって、そりゃ強いからです。
この技が力を発揮するのが空中で当てた時です。バグみたいな吹っ飛び方をします。
根元→先端と上手く繋げばマリオがショートジャンプ位の高さから80あたりから消し飛びます。吹っ飛び方を1度見たら、これは練習しなきゃダメだ。ってなると思います。
先程説明した当て方だと外ベク変で一部キャラ以外あたらなくなるので微妙ですが、空上からキャンセルして中昇龍でも充分すぎるくらい飛びます。
それはそれはおかしいくらい飛びます。ですが正直ケン使いとして必須とは言えないです。難しすぎるから。興味が出た方は一度練習して見てください。
練習する際は下記の順で練習するといいかもです。
- まずは地上の相手に対して中昇龍を安定させる。
- 空中下着地→ジャンプ昇龍など技のキャンセルを必要としないパターンで練習する。
- 空下着地→空上昇龍など技のキャンセルが必要なパターンで練習する。
実戦に投入する上で間違いなく1番機会が多いのは③です。そこを目指してもらいたいのですがまず中昇龍を空中で出せるようにならないと話にならないのでこの順番をオススメします。
強昇龍
中昇龍のあとだと少し物足りない感じありますが単純に強いです。発生条件はボタンを5F以上長押しすることです。
昇龍の中では地上での吹っ飛ばしが最も高く、発生も強昇龍は5F他は6Fです。ダメージもコマンドで25%、上Bでも21%と高いです。
なかなか5F発生21%のガーキャン上Bを持っているキャラはいないんじゃないでしょうか。とっても優秀。
リュウと比較されがちなため地上昇龍の飛びが弱いとよく言われますが小技から繋げて130%近くで撃墜。被ダメージ補正があると100%を切ることもあります。普通に優秀。
撃墜%を把握して、強昇龍で倒せるときはしっかり入力しましょう。
最後に
3つ技の解説しかしていないんですがこのボリュームの記事になってしまうという・・・。あまりにも奥が深いです。そういう深みが好きな人には是非おすすめです。
ケンを使ってると難しい難しい言い過ぎる現象(通称:むずキャン)をついついしてしまう傾向にありますが、その分ケン使いみんな楽しんでます多分。
早く煮詰まったこのゲームを、このキャラを見たい。見せたい。楽しみにしていてください。
ケンだけでなくどのキャラも面白いので今後がとても楽しみですね!それでは良いスマブラライフを!