【スマブラSP】むらびとの性能評価 | コンボ・立ち回り・各種攻撃解説

twitter
line
hatena

この記事を書いた人

みなさんこんにちは!keptです。

今回は大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(スマブラSP)参戦ファイター「むらびと」の性能やコンボ、立ち回りの長所・短所をまとめていきます。

「フレーム(F)」や「空N」などの専門用語や略語が出てきますので、読んでいてわかりづらいという方は以下の記事も合わせてご覧ください。

むらびとについて

むらびとはどうぶつの森シリーズに登場するキャラクターです。

可愛い見た目をしていますが、斧で斬りかかったり、ときには頭上からボウリング球を落としたり、物騒な攻撃を得意とするファイターです。

むらびとの出し方

  • 勝ち上がり乱闘でマリオを使用して、5回目のクリアで解放される。
  • 大乱闘モードの参戦ファイターのうち、6番目に追加される。

弱・強攻撃性能

弱攻撃

攻撃 ダメージ 発生F
弱1 1.2% 3F
弱1〆 2.4% 4F
弱2 1.2% 3F
弱2〆 2.4% 4F

パンチンググローブで相手を殴りつける攻撃。

弱1→弱2→弱1まで連続で出すと〆を出さなくてはならなくなってしまいます。

なので、弱1→弱2までの間にヒット確認が出来ると安全に触れる近接技になってくれます。

相手に弱攻撃が連続して入っているときは、パンチの間合いから相手が出てしまう直前に攻撃ボタンを離して〆を出すことでダメージ量を引き上げることができます。

また、ガードされてしまったときも、相手のガードを少しでも多く削ったり、相手との距離を少しでも遠ざけたりするために、攻撃をできるだけ長くしてから〆を出すという使い方をすることがあります。

ガードが減っている相手に対しては、ガード漏れを狙って振っていくのもありです。また、ダウン状態の相手に当てることでダウン連に繋げることもできます。

強攻撃・DA

攻撃 ダメージ 発生F
横強攻撃 10.8% 8F
上強攻撃 6% + 7.2% 7F
下強攻撃 14.4%(カス当て12%) 9F
ダッシュ攻撃(DA) 12% (持続当て7.2%) 9F

横強攻撃

しずえさんの傘とダメージは同じですが、ふっ飛ばしが弱い傘です。

崖の相手に対してや反撃確定で振ったりすることができますが、やはりふっ飛ばしが弱いので下スマ、下強、上強、斧など、発生やリーチが近い他の技の方が良い場合が多いです。

上強

長い持続と、そこそこの吹っ飛ばしを持つ技。持続の長さを活かして回避読みや着地狩りに置いておくように使うことができます。

見た目以上に下方向にも判定が広く、多くのキャラのダウン状態にもヒットします。

また、1段目の対地の範囲が広く、背面密着の相手や、正面でしゃがみ状態のピチューなどにもヒットしてくれるので、見た目以上に当てやすい技です。

下強

先端と根元2つの判定があり、根元の方が強力です。

地上戦では下スマ・上スマに埋もれてかなり振りどころが少ない技ですが、下方向に攻撃判定が広いという特徴を生かして、相手の復帰技に対して置いておくことが有効です。

ただ、下強で撃墜できないとせっかくの復帰阻止、崖狩りの展開を相手を上に飛ばすことで自ら放棄することになりかねません。

下強の撃墜%をしっかり把握しておき、撃墜%のときには積極的に崖で振っていきましょう。

ダッシュ攻撃

投げるものが植木鉢か壺かと言う違いはあれど、性能はしずえさんのダッシュ攻撃と同じです。なので、下記の解説も同文になります。

かなり珍しい飛び道具DAです。

床に当たるまでが攻撃判定なので、平地ではリーチが短いですが、崖外に向けて振ったり、台上から振ったりすることで放物線を描きながら攻撃判定が持続します。

前作に比べ、発生がかなり速くなり、差し合いで振れる技になりました。相手の動き出しに合わせるイメージで振ると当たりやすいです。

また、崖外の相手に対して振るのも強力です。

ヒット後、パチンコがヒットするように浮くことも多いですし、遠い低い崖外の相手に飛ばしておくと、ジャンプを抑制する効果もあります。

空中技

攻撃 ダメージ 発生F
空N 10.8% (持続6%) 3F
空前 8.4%(持続1:4.8% 持続2:3%) 10F
空後 10.8%(持続1:6% 持続2:3.6%) 13F
空上(蕪3) 15.6%(持続7.2%) 6F
空上(蕪2) 12% (持続6%) 6F
空上(蕪1) 9.6%(持続4.8%) 6F
空下(蕪3) 15.6%(持続7.2%) 14F
空下(蕪2) 12% (持続6%) 14F
空下(蕪1) 9.6%(持続4.8%) 14F

空中ニュートラル攻撃(空N)

表裏確認も不要でシールドキャンセルからの反撃に便利です。全体Fも短くSJ(小ジャンプ)から2回振ることが出来ます。

持続が長く、下りで持続当てがヒットすると弱や各種強攻撃やう上スマや下スマが確定します。ベクトルが低めなので、地上の相手に当てた場合はダウン展開も期待できます。

また、判定も強いので、相手の飛び道具を潰しながら前進するような使い方も可能です。

と、こちらもしずえさんの空Nと共通点だらけの空Nですが、しずえさんの空Nより発生が若干早く、範囲が若干狭いです。

空中前攻撃・空中後ろ攻撃(空前・空後)

空前も空後も完全にしずえさんと同じです。

空前・空後ろはどちらもパチンコで、細かい性能差はありますが共通点も多いのでまとめて説明します。

パチンコはむらびとの主力技です。長いリーチを生かして牽制や復帰阻止に利用するもよし。根本当てを狙って相手を外に出したり、撃墜をしたりするもよし。

発生は空前のほうが速く、全体F・後隙は空後ろの方が短く、ダメージ・吹っ飛ばしは空後ろの方が強いです。

空中上攻撃(空上)

空対空や、上スマからのコンボで利用することが多い技です。蕪(かぶ)の数が1個~3個がランダムで決まります。1蕪のみ40%で2蕪と3蕪はそれぞれ30%の確立で出現します。

蕪の数に比例して、範囲、ダメージ、ふっ飛ばしが大きくなっていきます。Fに関しては均一です。

ふっ飛ばしの差をトレーニングモードで確認しました。左右台にいるマリオにホカホカなしの空上をヒットさせて撃墜するのに

  • 蕪1:192%
  • 蕪2:157%
  • 蕪3:140%

のダメージが必要でした。

着地際に空上を当てるとかなり展開が良いので、身長の高いファイター相手には狙っていきましょう。

空中下攻撃(空下)

発生が遅く、少し使いづらい技です。こちらも蕪の数については空上と同じでランダムです。技の中央部分を当てると蕪の数に限らずメテオになります。

今作から地上の相手にメテオをヒットさせた際に、受け身が取れない仕様となっているので、対地でメテオをヒットさせると空中攻撃が確定する程度の位置に浮いていくれます。

また、復帰阻止や、崖攻めで持続を当てるように置いておくとヒットした際にパチンコが確定することがあり、強力です。

掴み・投げ

攻撃 ダメージ 発生F
掴み打撃 1.56% 3F
前投げ 10.8% 15F
後ろ投げ 13.2% 11F
上投げ 12% 13F
下投げ 7.2% 18F

掴み

前作に比べ後隙が激減し、振りやすい掴みになりました。

掴みについてはダッシュ掴みのみ、むらびとの方が遅いですが、1Fだけなので今のところ、不便には感じません。

前投げ

下投げからのコンボや読み合いがないときに、とりあえず外に出すために使いましょう。

後ろ投げ

崖際で決まれば100%前後から撃墜が見込めます。ぎりぎり撃墜できない%で掴んだときは、

  • OP(ワンパターン補正)温存のために後ろ投げをしない
  • 撃墜できずとも、崖外に出して復帰阻止展開にするため後ろ投げをする

を意識して択を用意することが重要です。

上投げ

振る場面は限られますが、後ろ投げのOPを温存したい場合に最大ダメージが取れる投げです。

下投げ

基本コレと言っても過言ではないです。中%までは、下投げ⇒空前*nとコンボが可能です。

しずえの下投げよりふっ飛ばしが強いので空前運びに繋げづらく、掴みをふるリターンが少なくなってしまうのが少し残念なところです。

スマッシュ攻撃

攻撃 ダメージ 発生F
横スマ 18%(持続当て20.4%) 15F
上スマ 計13.2% (3.6% , 1.2%*4回 , 4.8%) 12F
下スマ 7.2%, 7.2% 9F,29 F

横スマッシュ攻撃

この技こそがむらびとの強みと言っても過言ではないです。

発生こそ遅いですが、ふっ飛ばしがあまりにも優秀です。また、崖や台から下方向に落とせるのもとても大きな強みです。

復帰阻止の展開、回避等の一点読み、大振りな技への反撃などが当てるチャンスとなります。

ガードされても、ガード硬直が長いため大きな反撃を貰うことはほぼないです。

また、今作からの仕様でスマッシュホールド(溜め)できる時間が長くなったことにより、復帰のタイミングをずらすという対抗手段に強くなったのも追い風です。

上スマッシュ攻撃

多段技。最初の一段目は地上の相手にのみヒットします。

持続が長いこと、飛び道具判定であることから、対空性能がかなり高いです。ジャンプを誘発させるハニワやパチンコとのシナジーもあり強力です。

ダウン連の〆としては上スマが基本。弱の後にステップを入れても上スマが間に合うことは頭に入れておきましょう。

また、空Nが優秀すぎて、ガーキャン(シールドキャンセル)行動が空Nに偏ってしまいがちですが、上スマで取れるところをしっかり判断して使い分けましょう。

下スマッシュ攻撃

インクリングやクルールのイメージが強い埋め攻撃ですが、むらびとも強力な埋め攻撃を持っています。それがこの下スマッシュ。

前⇒後の順に攻撃する技で、前も後ろもダメージは一緒です。発生も早く、当ててしまえば、上スマや横スマに繋げることができるのでかなり強力です。

下方向への範囲が広いおかげか、戦場の左右台の下にいるクルールに台の上から当てて埋めることもできます。半分ネタです。

必殺技

むらびとの必殺技は特殊な技が多いので、詳細なフレームデータは「スマブラSPECIAL 検証wiki」より参照ください。

ニュートラル必殺技(NB)

こちらの技もしずえさんと全く同じなので以下は同文です。

飛び道具をしまって1.9倍の威力でとりだす技です。投擲(とうてき)系には倍率がかからず、とりだすとそのまま手に持ちます。

しまっていると相手が取り出せなくなる技もあるので、一部キャラの動きをかなり制限することができます。

前作からの大きな変更点は2点。

  1. しまいっぱなしの時間制限がなくなった
  2. しまうが成功しているときに攻撃か必殺を押すことで、しまう動作の後隙をキャンセルして取り出すことが可能になった

また、しまうモーションに無敵が付与されているので、空ダなどと併用して疑似空中回避のように利用することも可能です。

取り出す発生が速いので、しまった飛び道具を当てやすいのも強みです。

横必殺技(横B)

前方向に飛んでいくハニワくんロケットを生成する技です。パチンコと並んでむらびとの立ち回りの核となる技です。

差し合いの際には基本的に横Bを相手に向かわせてそれを軸に読み合いを仕掛けていきます。具体的には、

  • ハニワに対してジャンプ→パチンコや上スマで対空
  • ハニワに対してガード→掴み

等の読み合いがわかりやすいかと思います。このように有利な読み合いの起点を作ってくれる優秀な技ですが、弱点があります。

それはハニワ生成しているときは隙だらけであるということです。

この生成隙を狩られないようにいかにハニワを出すかが、むらびと上達のカギになると思います。

また、ハニワを生成する際に必殺技のボタンをそのまま長押しすることで、生成したハニワに乗って飛ぶことができます。復帰に利用したり近接戦のハニワの読み合いの裏択として利用できます。

ちなみに乗った後には前後入力でそれぞれ加速と減速が可能です。

ハニワに乗った状態になると、降りるときにしりもち落下になってしまい、隙だらけになってしまいます。

自分で植えた木に当たることで、しりもち落下せずにハニワから降りることができることも覚えておきましょう。

上必殺技(上B)

かなり長い距離の移動が可能な復帰技です。ただし、攻撃判定がなく速度も遅いので狩られやすいです。

また、燃料の概念があり残量が少ないと復帰距離も短くなっていきます。

左右移動や上昇を制御したり、Aボタンで解除したり、逆側の崖を目指したり、工夫を凝らして狩りづらい復帰ルートを選択することが大切です。

ただし、解除は燃料が一気に0になってしまう点には注意が必要です。(ほぼ同じ見た目ですが、しずえさんの上Bより移動速度、移動距離が若干長いです。)

下必殺技(下B)

一つのボタンから状況によって3つの行動ができる面白い技です。

  1. 何もない状態:苗を植える
  2. 苗がある状態:じょうろでみずをかける
  3. 木がある状態:斧をふる

水をかけることで生えた木、木がある状態で振れる斧、斧で斬り倒した木、それぞれふっ飛ばしがとても強いです。

苗から木に育てるには一定量の水をかける必要があります。それを利用して、あと少し水をかけたら木になるところで止めておいて相手が近づいたときに水をかけたり、いつでも斧を振れるように木を生やしておいたり、状況によってさまざまな使い方が可能です。

木は主に相手を外に出したときに崖の読み合いを有利にするのに使い、斧は反撃やガードの誘発→掴みという流れに利用します。

斧はジャンプから出せるので、ガードキャンセルジャンプ斧で表裏広い範囲の反撃を取りに行けるのでかなり強力です。

むらびとの長所・短所

むらびとの長所

ガーキャン空Nが強い

ガードが弱い今作において、ガードから6Fの反撃(ジャンプ3F+空N3F)を持っているというのかなり優秀な部類です。

相手の甘い差し込みは空Nを使って、ガンガン差し替えしていきましょう。

ハニワを起点に読み合いを仕掛けられる

他にも飛び道具を持っているキャラはたくさんいますが、一緒に走っていける飛び道具を持っているのはかなり稀です。

ハニワ生成の隙を狩られることなく、生成できた時点で有利なので、強きに読み合いをしかけていきましょう。

事故りづらい・復帰阻止が強い

しずえさんの紹介でもあげた長所とも重複しますが、事故りづらい・復帰阻止が強いという点もむらびとの長所です。

むらびとの短所

反射や強力なカウンター持ちに極端に弱い

長所として紹介したハニワを軸にした読み合いが一部キャラの反射。カウンター系の技の存在によって有利に運べないことがあります。

当然、むらびとの戦い方はハニワを軸にした読み合い以外にもありますので、別の戦い方で挑むことはできますが、やはりせっかくの長所を制限されるわけなのでかなり戦いにくいです。

また、長所と同じく、しずえさんの紹介でも挙げた短所とも重複しますが、復帰が弱い・着地が弱いという点もむらびとの短所です。

総括

前作から基本的な技性能はそんなに大きく変わってはいないです。

ですが、今作のガードが弱いという仕様や、空中での回避回数制限の仕様など、むらびとに追い風な仕様が多く、相対的に戦いやすいキャラになっていると思います。

差し合いのハニワ・崖際での木・撃墜%時の斧装備など、読み合いをガンガン押し付けていけるようなファイターなので、読み合いに自信のある方にはお勧めできるファイターです。

この記事をシェアする
twitter
line
hatena

この記事を書いた人

おすすめの記事