今日の記事では、トレーニングモードを使った知識の深め方、特定の状況において発生する展開の理解について、自分がやっていることをそのまま解説します。
よりリアルな感じを知ってもらうために、発生した疑問とそれをどう調べるか、どんな結論が出るかの流れで複数パターン見せていきたいと思います。
恐らく多くの人はここまでやらなくてもいいと思いますが、ふとこんなやり方もあると思い出してもらえればと思います。
よろしくお願いします!
この記事の目次
前提:まずは設定のお話から
まず設定の話からしましょう。
- CPの動き→操作
- スピード→L入力で1コマ
- 無敵→見える
- ワンパターン相殺→ON
- CPダメージおよび1Pダメージ→調べたい状況に応じてお好みで
CPの動きを操作にしないとこの後動いてくれないので必須です。
スピードに関してはこの後コマ入力で見ていくのでここも必須、無敵に関してはこの記事のパターン➂で必要になります。
ワンパターン相殺は一応ONって感じです。
➀空前が低%の相手にヒットした場合の展開
「空前が低%の相手にヒットするとどんなことが起きるんだろう」と思い、トレーニングモードを起動しました。
詳細は以下の動画をどうぞ。
空前をなるべく最低空で当てて(別に最低空でなくてもいいんですが、一旦なるべく最低空で)、1Pと2P共にシールドボタンを押しながらLをひたすら連打します。
そうすると、まずスネーク側が先にシールド(ガード)状態になりますね。一旦ここでL連打を止めて落ち着きましょう。
大事なのは、スネーク側のガードが出てから何回Lを押した後、つまり何フレーム(F)後にフォックス側のガードが出るかです。ここでは動画の通り7F後でした。
結論としては、「スネークの空前は0%の相手に最低空で当てると7F有利」ということになります。
であれば、6Fの上強はギリギリ相手のガードが出る前に確定しますね。
実戦では必ずしも理想的な最低空での振り方ができるわけではないので、安全を見て3Fの弱や4Fの横強で妥協するのが正解になるかと思います。
%は若干上強の方が高いですが、ギリギリを狙ってガードされるよりも弱や横強の方がこの状況では良いためです。
➁空下2段(または3段)をヒットさせて着地した場合の展開
同じ要領で調べると、ここではスネーク側が1F有利ということが分かります(何回かやってると2F有利だったりします、多分ここでは最低空で振れていないかもしれないです)。
スネークの地上技で1Fの技はない(手榴弾は1F発生ですが、目の前で手榴弾を出すのが確定しても仕方がないですね)ので、ここでは確定はありません。
なお、ここで相手がガードせずに他の行動をする場合、例えば4Fの技を入れてくるとしたら1F有利は5F有利に変わるのでこちらの弱や横強が先に出て相手にヒットします。
相手が横回避をする場合も、横回避の発生は4Fまたは5Fなので上と同様です。
なので、相手がガード以外の選択をする場合は弱や横強を入れ込み、ガードをする場合は掴みということで読み合いになるというのが一旦の結論だと思います。
➂空N1段着地から上強は確定するのか
今度も同じ要領ですが、相手が空中に浮いているのでお互いガードではありません。
ただ、お互いガードボタンを押してスネークのガード(1F発生)、フォックスの空中回避発生(2F)の差を見るというのでほぼ同じことができます。
ここでは上強が確定するかどうかというテーマで見ているので、スネークはCスティックを上に倒しっぱで、フォックスはガード押しっぱ(空中回避)にしています。
結果としては上強が入っているので、確定はしていますね。
空Nの当てる高さはシビア
ただし上の動画のように、ちょっとでも高い位置で振ると空中回避が間に合ってしまう(青く光っているので分かると思います)ので、相当シビアなタイミングにはなると思います。
ここでどういう結論を出すかなんですが、この記事のパターン➀と違って、この%では上強でなく弱や横強とはならないと思います。
というのも弱や横強では撃墜ができないので、ここでは空中回避が間に合ってしまうリスクを負ってでも上強を狙いに行く、ただし相手が高%でなければタイミング的には安定する弱が正解、ということになると思います。
おわりに
以上が僕が普段思う「この技をヒットさせた後ってどういう展開になるんだろう」に対する答えの出し方でした。
最後に断っておきたいのは、最低空か最低空でないかは見分けるのがかなり難しいので、あまり厳密に考えすぎないで何回かトライしてどういう結果が出るかを見た方が良いと思います。
実戦ではどのみちコマ送りなんてできないので…ともあれ何かのお役に立てればうれしいです。ありがとうございました!