今回はSmashlogTVでも紹介されていたトレーニングモード(トレモ)の活用法をプロトバナムがどう使っているのかを簡単に解説していく記事になります。
トレモを上手く使う事で、少ない時間で腕前をキープし続けたり新しい技術を身に着ける事が出来ますので、是非この機会に興味を持っていただければと思います。
この記事の目次
はじめに
トレーニングする前に、全体に言える事ですが動作の確認中にタイミングのずれ(違和感)がある場合は直るまで練習をするかそれなりに出来たら次に進んでください。
キャラの移動速度を認識する
キャラによって速度が異なるので、以下の手順で自分が使うキャラ(自キャラ)の速さの認識をします。
- 自キャラを見ながらステップ・急降下・小ジャンプ(SJ)の動きを混ぜながら思った通りに動くか確認
- 実戦を想定して①の動きを素早く動かす
- 相手キャラだけを見ながら、キャラを動かして思った通りに動かす
- ③を意識しながら間合いを意識し相手がダッシュでこちらに向かってくる前提で動かす
④については以下に補足があるので確認してみて下さい。
間合いを詰めてくる最中に相手がダッシュ攻撃してくると予想出来た場合、速めのガードや引きステップから横強などで反撃を試みる。もしタイミングがわからない場合は相手キャラを操作にしダッシュさせてスピードを覚えると感覚がつかみやすい。
※詳しくは下記のURLにて紹介しているので一読していただければと思います!
コンボ・撃墜の練習
キャラの速さに慣れたら火力を稼ぐためのコンボ、相手のストックを奪う撃墜を練習しましょう。以下のように徐々にレベルアップする手順がおすすめです。
- 難易度が低いコンボ・撃墜を練習。ルキナなら下投げ空上といったところから
- ①になれたらダブルアップの練習
- 難易度が高いコンボ・撃墜を練習
- ③のダブルアップを練習
②については以下に例を挙げます。
ルキナの下投げ空上は確定ですが、そこをあえて逃しニュートラル空中回避を読みます。
相手がもし回避をした場合、こちらの下り空上→上強が確定し約2倍のダメージを与える事が出来ます。
もちろん暴れをされたりジャンプで逃げられた場合は択負けになるのでそういった読み合いを練習するという形です。
間合いを詰める練習
より実践的なトレーニングもしましょう。以下の手順で自キャラが思った場所に止まれるか、動けるかを練習することは重要です。
- 画像の間合いより遠い間合いからスタートし、歩きやダッシュ、小ジャンプを使って画像の場所に到達する。到達する際に自分が思った場所に止まれる事
- ①の動きを素早くやる
- 相手キャラをウルフにし、通常必殺技に設定した後に画像の間合いまで①の動きをやる(ホリコンがあるなら操作にしB連打モードにすると練習がよりはかどる)
- 慣れてきたら③の動きを素早くやる
- 飛び道具をかいくぐり間合いを詰めてる最中に相手が何をしているのか予想する
⑤については以下に例があるので確認してみて下さい。
一定間合いの時にこちらが前ステップした際に進行方向に投げを置いてくるのを予測してその場回避や技置きをする。
復帰の練習
ステージ外に飛ばされた時の復帰に関してもしっかりと練習しましょう。
- 上Bの上昇距離を把握する
- 崖外に出て上Bをぎりぎり掴まれる距離とぎりぎり崖捕まりが出来ない距離の所で上Bを出して場所を把握する
- ボム兵を出し(ぎりぎり撃墜されない%に設定)それに飛ばされた後ジャンプと上Bを使って戻れる所を把握する
- ③の動きを色々な高さで練習し、上・下・横からそれぞれ復帰を練習する
シールドキャンセル反撃(ホリコンがある人のみ)
ホリコンがある人は連打モードを利用して、以下のように反撃の練習が可能です。
- ノックバックが弱い技(ロイの弱先端)をガードした後にシールドキャンセル空中前や上B等で反撃
- ノックバックが強い技(ガノンの弱)をガードした後にシールドキャンセル空中前や上B当で反撃
- 飛び道具でノックバッグが弱い技(ウルフのブラスター)をガードした後にシールドキャンセル空中前等で反撃
仕上げはCPUレベル8を活用する
トレモを終わった後にコンピューター(CP)レベル8のウルフと対戦してトレモと実戦のスピードずれの修正することをやっています。
ウルフを相手にする理由は以下の通りです。
- 落下速度が速い
- 復帰が弱い(CPの復帰ルートが複雑にならないので復帰阻止の練習や空下メテオの練習がしやすい)
- 唐突に横Bで帰ってくる時もあるので不意打ち要素としても練習になる
- ブラスターを唐突に打ってくる時がある(飛び道具対策)
- CPのレベルを8にする理由はレベル9にすると脅威的なジャスガや回避をしてくるのでそれをやめさせたいため
時間は10分ぐらいでやって、実戦でどれだけトレモでやってきた事を出来るか試しつつ、ズレを再度修正して終わりにしています。
終わりに
トレモって淡々とやるイメージが強いかもしれませんが、日々トレモをやると今日の動きのムラを感じる事ができ、その場で修正する事が可能になるのでいつでも万全の態勢でやる事が可能になります。
この機会にトレモの使い方を見直していただけると嬉しいです!
今回は項目としては挙げなかったのですが開拓としても使え、技や飛ばし方を見て考える場所でもありますのでご興味がある方は色々試していただければと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。