みなさんごきげんよう。keptです。
スマブラでは相手の攻撃を喰らうことでキャラクターがふっとびます。
みなさんはそのふっとび方が2種類存在していることを知っていますか?
今回の記事ではその2種類のふっとび方の違いとその違いに関して考えるべきことについて説明していきます。
スマブラをガチでプレイしている人の中にも意外と知らない人が多いですが、攻めにも守りにも活用できる知識になるので、確認していきましょう。
この記事の目次
2種類のふっとび方の違い
まずは「立ちふっとび」と「倒れふっとび」、自分が飛ばされている時はどっちなのかわかるようにしましょう。
「立ちふっとび」とは
わかりやすく言うと、弱くふっとんだときの状態を立ちふっとびと呼びます。
蓄積ダメージがほぼ0%で技を喰らったり、ふっとばしの低い飛び道具や多段技の最終段以外を喰らったりしたときに、この立ちふっとびになることが多いです。
そのまま何もしなくても地上であれば待機状態に、空中であれば落下状態(自分でジャンプしたときのような状態)に戻ります。
「倒れふっとび」とは
立ちふっとびとは逆に、強くふっとんだときの状態を「倒れふっとび」と呼びます。
倒れふっとびで飛ばされたあとは、キャラクターがくるくる回転しながら落ちていきます。その状態のまま着地するとダウン状態になってしまいます。
立ちふっとびの時はベクトル変更が効かない
スマブラでは相手の攻撃を喰らった際、コンボ拒否や復帰・着地の状況を良くするための手段としてふっとぶ方向を任意の方向にずらす「ベクトル変更」というテクニックを使います。
そのベクトル変更は倒れふっとびになる攻撃を喰らったときにのみ有効です。
この違いは立ちふっとびと倒れふっとびの違いの中でもかなり重要であるにも関わらず、理解されていないことが多いです。
これを理解すると、立ちふっとびのときにベクトル変更のための無駄なスティック入力をしなくて済みます…という話ではありません。
立ちふっとびの時はコンボが安定しやすい
このふっとび方によるベクトル変更の仕様を理解すると、自キャラのコンボを開拓、練習する際に役立ちます。
コンボを繋げる際に、始動技のふっとばしが倒れふっとびである場合、相手のベクトル変更を考慮してコンボをする必要がありますね。
それに対して、始動技のふっとばしが立ちふっとびである場合、相手はベクトル変更をすることができないためコンボの確実性が増します。
倒れふっとびになったらすぐさま”解除”しよう
自分が初心者帯のプレイヤーと対戦をすると、こちらの着地狩りや復帰阻止がかなり決まりやすいです(対戦相手とのレベル差があるので当然ではあるのですが)。
着地狩りや復帰阻止が決まりやすい大きな要因になっているのが、初心者帯のプレイヤーは倒れふっとびを解除することを意識できていないことだと感じます。
倒れふっとび中は急降下が出来ません。そのため、復帰や着地の択を増やす為にも基本的に倒れふっとびは出来るだけ早く解除するべきです。
倒れふっとびの解除方法
倒れふっとびは技や回避、空中ジャンプを出すことで解除することが出来ます。
ただ、回避と空中ジャンプは空中で一度しか出せないので、倒れふっとびを解除するためだけに使ってしまうのはもったいないです。
自キャラが持つ空中技の中で全体フレームが最も短く倒れふっとびを効率よく解除できる技は把握しておきましょう。
倒れふっとびを利用した攻めのテクニック
先程、倒れふっとびは相手のベクトル変更を考慮する必要があると説明しましたが、倒れふっとびは攻める側にとってデメリットだけではありません。
倒れふっとびの大きなメリットとしてダウンや受け身を強いることができます。
そのため、自キャラの技の中に相手を低いベクトルで倒れふっとびさせる技があると、それはとても強力な武器になります。
ですが、自身の蓄積ダメージ(ほかほか補正)、相手の蓄積ダメージ、技の当て方などによって、立ちふっとびと倒れふっとびが変わることがほとんどです。
そのため、どんな状況であれば倒れふっとびになるのかは把握しておく必要があります。
リトル・マックのKOから逃れよう
かなりピンポイントな話になってしまいますが、リトル・マックを対策する上では重要なことなので説明します。
リトル・マック最大の特徴であるKOゲージ。ゲージが溜まると一撃必殺のKOアッパーカットを繰り出すことができる技です。
KOゲージMAXになってから一定時間経過後に倒れふっとび状態にさせることでKOゲージを0に戻すことができます。
要するにKOゲージが溜まってしまったマックに対して立ちふっとびにしかならない攻撃をしてもあまり意味がありません。
自キャラの持つ技の中で低リスクかつ、倒れふっとびになる技を知っておくことが直接リトル・マック対策に繋がります。
最後に
今回は立ちふっとびと倒れふっとびの違いや、それを理解した上で考えるべきことを整理して説明しました。細かい仕様の話ではありますが、かなり重要な内容です。
この記事で説明した内容を踏まえて、自分の試合を見返してみると新たな気づきがあるかもしれません。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!