【スマブラSP】キングクルールの性能評価|コンボ・立ち回り・各種攻撃解説

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こんにちは!あとりえです。

ニンテンドースイッチ(Switch)版「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL(スマブラSP)」参戦ファイター「キングクルール」の性能や立ち回りの長所・短所をまとめていきます。

「フレーム(F)」や「空N」などの専門用語や略語が出てきますので、読んでいてわかりづらいという方は以下の記事も合わせてご覧ください。

キングクルールについて

キングクルールはドンキーコングシリーズに登場するキャラクターです。スマブラ4ではDLCファイターとして多くのユーザーから参戦を望まれ続けましたが、参戦は叶いませんでした。

そんなキングクルールですが、遂にスマブラSPで初の参戦を果たし、完全新キャラとして注目されているファイターです。

キングクルールの出し方

  • 勝ち上がり乱闘でリンクを使用して、1回目のクリアで解放される。
  • 大乱闘モードの参戦ファイターのうち、16番目に追加される。

弱・強攻撃性能

弱攻撃

攻撃 ダメージ 発生F
弱1 3% 4F
弱2 3% 3F
弱3 8.4% 5F

発生が比較的早く、後隙も少ない高性能な弱攻撃。低%~中%では弱3をヒットさせると相手がダウンし、起き上がりの読み合いを仕掛けることが出来ます(相手の起き上がりにDAやダッシュ掴みなど)。

このため、低%~中%で下投げをした後は弱攻撃に繋げることが最適解になることがあります。

ダメージも高くリーチも短くない、全てが高水準に纏まった技です。

強攻撃・DA

攻撃 ダメージ 発生F
横強攻撃 15.6% 12F
上強攻撃 13.8% 5F
下強攻撃(対空/対地) 15.6%/9.6% 13F/14F
ダッシュ攻撃(DA) 18% 7F

キングクルールの強攻撃・DAは優秀な技が揃っています。

これらの技は全て用途が広く、強いです。

横強は近距離戦でのメインウェポンです。発生F自体は12Fと早くないものの、5F~11Fまで腹部アーマーが付与されており、相手の技に発生負けをしてもお構い無しに攻撃を通すことができます。

また、相手キャラによりますが、崖際であれば110%程度で相手を撃墜できてしまう重要な撃墜技でもあります。

上強は対空技(空中から差し込んでくる相手に攻撃)として重宝します。

シークやゼロスーツサムスなど、斜め上から差し込んでくる相手に機能します。発生が早く上方向への判定も広いので、着地狩りの場面でも強力な技です。

下強は地上にいる相手に至近距離で当てると相手が埋まり、色々な技で追撃を狙うことが出来ます。

下投げと違い埋めるまでの時間が非常に短くレバガチャが遅れる傾向にあるため、埋めた後の期待値は下投げよりも高くなります。空中にいる相手に当てると横方向への強いふっ飛ばしになり撃墜も狙えます。

DAは後隙が大きいものの、発生が早めで腹部アーマーも付いているため意識外の相手に刺さります。ダウンしている相手に対して起き上がりに重なるようにDAを被せるのも強い行動の1つです。

空中技

攻撃 ダメージ 発生F
空N 14.4%(本当て) 7F
空前 16.8%(本当て) 11F
空後 22.8% 18F
空上 16.8%(本当て) 7F
空下 14.4%(本当て) 14F

空中技は、キングクルールの立ち回りの要になる技ばかりです。

特筆すべきはやはり空Nでしょう。技の発生は7Fですが、なぜか6F~30Fまで腹部にアーマーが付与されています。

着地の際にとりあえず空Nを振っておくだけで、着地狩りに来た相手の技を耐えながら着地出来ることが多いです。

また、最強クラスの復帰阻止技でもあり、相手が復帰の際に使う上B攻撃を耐えながら相手を場外に追い出せます。

掴み・投げ

攻撃 ダメージ 発生F
掴み打撃 1.6% 2F
前投げ 12% 28F
後ろ投げ 13.2% 32F
上投げ 19.2% 48F
下投げ 6% 40F

相手を外に出す前投げ、崖を背負っていれば撃墜も狙える後ろ投げ、投げるだけで20%近く稼げる上投げ、コンボの下投げといった感じでしょうか。

下投げからの連携についてはコンボの項目で後述しますが、相手を中%以降で掴んだときは基本的に下投げするのがベターです。

読み合いを介さずに安定して20%近く稼げる上投げはどの場面で使っても強力です。

スマッシュ攻撃

攻撃 ダメージ 発生F
横スマ 22.8%(シフト無) 19F
上スマ 18%(本当て) 6F
下スマ 21.6% 22F

強いふっ飛ばしを持つ反面、後隙がかなり大きい3つのスマッシュ攻撃です。

いずれの技も下投げや下強で埋めた後に狙うことは出来ますが、発生が遅いため相手のレバガチャで抜けられることがほとんどです。

上スマと下スマには腹部アーマーが付与されているため、相手が技を振るタイミングに被せるように出すとうまくヒットすることがあります。

必殺技

攻撃 ダメージ 発生F
NB 15.6 31F(-150Fまで持続可)
横B 10.8%/8.4%(行き/帰り) 27F
上B 3.6% 11F
下B カウンター倍率1.5倍 3F

癖の強い技が多いので、必殺技の扱いには慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

NBと横Bはクルールの立ち回りの要になる優秀な飛び道具。足が遅い相手には、これらの飛び道具で相手を動かして、動いた先に技を置く立ち回りが非常に強力です。

崖捕まりの相手に対して横B→NBの順で王冠と大砲を置くだけで、相手の崖上がりをかなり制限できます。

上Bは見かけによらず判定が硬く、上から復帰阻止に来た相手に判定勝ちできることが多いです。

一方で、横方向からの攻撃にはめっぽう弱いので、復帰阻止に来た相手の下に潜り込むような位置取りをして上Bで帰ることを意識しましょう。

下Bは標準的なカウンター技。飛び道具を反射することも出来ます。

キングクルールのコンボ

ダメージ稼ぎから撃墜まで狙える下投げからのコンボについて解説します。

まず大前提として、クルールの下投げからのコンボは完全に相手のレバガチャ依存です。

オフライン対戦であれば相手がどの程度レバガチャしてるかを確認してから技を選択することが出来ますが、オンラインではそれが出来ないため、相手のレバガチャの癖を読んで技を選択しましょう。

それを考慮した上で、下投げからのコンボを以下に相手の%別で箇条書きします。

参考%帯 コンボ
0~30% ・下投げ→弱
・下投げ→上強
・下投げ→ジャンプ空N(相手のレバガチャ抜け読み)
30%~70% ・下投げ→弱
・下投げ→横強
・下投げ→ジャンプ空N・空前
・下投げ→横スマ
70%~ ・下投げ→上強・横強・下強
・下投げ→横スマ・下スマ
・下投げ→ジャンプ空上・空前

スマッシュ攻撃は基本的に相手のレバガチャが遅くない限り繋がりません。

逆に、レバガチャしてきた相手に対しては、抜けたところに空中攻撃が刺さります。

クルールの下投げは飽くまで読み合いを制すことでリターンが取れる技であり、確定コンボといったものは基本的に無いので、そこは注意しましょう。

キングクルールの長所・短所

キングクルールの長所

腹部アーマーを活かし相手の攻撃に耐えながら攻撃出来ることがキングクルール最大の長所です。

ここまで色んな技に、こんな長いフレーム数でアーマーが付与されているファイターは他に誰1人居ません。

また、技単体のダメージが高く、ふっ飛ばし力も高い技が揃っています。

相手の攻撃にアーマーで無理やり割り込んで、そこから大ダメージを与えることが出来るパワフルなファイターです。

キングクルールの短所

身体が大きい上に足が遅く、機動力に欠けます。

スマブラシリーズにおいて身体が大きいというのは致命的な欠点で、それだけでファイターの評価が落ちてしまいます。

また、大振りな技が多いため、慎重に技を振らないとガードされて反撃を取られることが多いです。

復帰が弱いのも短所の1つです。いくら上Bに硬い攻撃判定があるとはいえ、ピーチやメタナイトなどの空中での自由度が高いファイターに対しては、横から攻撃され続けて何も出来ずに撃墜されてしまうこともしばしば。

総括

飛び道具や空中攻撃で牽制しながら、接近してきた相手には掴みやアーマー付属攻撃で強引に技を通すファイターです。

高いダメージや強いふっ飛ばしを誇る技が多い一方で、後隙がある技が多かったり、身体が大きく足が遅いというシステム的な弱さを持っています。

パワフルな重量級ファイターと見せかけて、実は繊細に立ち回る必要があるキングクルール。

アーマーなどのクルールの特徴に慣れていない相手に対しては強く立ち回れる反面、クルールを理解した相手には弱点を突かれ続け苦しい展開を強いられます。

しかし、相手の攻撃をアーマーで耐えて攻撃を通した時の爽快感は他に無く、使っていて楽しいファイターであることは間違いありません。

ファイターの性能としては中堅上位~中堅下位程度に落ち着くと思います。

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