こんばんはtakeraです。
先日アップデートが行われて、ver.7.0.0となりました。今回のアップデートでベレト・ベレスの追加と、各種キャラにキャラ調整が入りました。
強くなったキャラは、サムス・リュウ・クラウドなど…そして「ケン」も強化されました。
もともと強いかも?と言われていたケンに対しての強化に対して、この調整はTwitterを見る限り賛否否否否両論ありますが、実際なにがどう変わったのか。
実は弱くなっているところも何か所かあり、どう今後影響しそうなのか解説していこうと思います。
中足のベクトルが変化
ベクトルが外向きになりました。これによりリュウの場合は灼熱や竜巻が繋がりやすくなりました。
この影響で今まで使っていた崖捕まりに対しての中足大外が没収されたりとケンはどちらかというと向かい風のような気がしています。
倒れ吹っ飛びになる%も変更されていて、それにより連携も変わってきそうです。その変化がどう転ぶかはまだ不確かな点が多いですが、思っていたよりも検証の余地がありそうです。
下スマッシュが必殺技キャンセル対応
いままで必殺技キャンセルに対応していた技は強攻撃や空中攻撃がほとんどでした。
今回の調整でなんと下スマッシュから必殺技キャンセルが追加されました。完全にリュウのおこぼれを頂いた形だと思っています(リュウは低%で灼熱が繋がる)。
発生5フレーム(F)、威力約20%、吹っ飛ばしは弱く、後隙は長い。そんな技でしたがそれにキャンセルが追加されたことで
- 低%では下スマから大外回し蹴りor竜巻がつながり火力増。
- 繋がらなくても、弱竜巻で後隙をキャンセルしてすぐに追える。
- むらびとの木やパックマンの消火栓等の技を殴りつつ突撃できる。
等、いろいろ開拓幅を広げる強化となりました。
下スマッシュのシールド削り値削減
キャンセル対応に合わせて下スマのシールド削り値が減らされました。20%分の削りにキャンセルで攻撃してくるわけですから当然減らされますよね。中足と削り値は変わらない程に低いです。
しかし減ったといってもそこから大外稲妻でのガード削りは可能です。
まだ実用的なシールドブレイク連携はそこまで見つかってないですが今後の開拓次第では本当にガードを貼るのがリスクという段階までいくかもしれません。
バグかなと思っているのでのちに修正されるかもしれませんが、この技空キャンが可能です。技があたっていなくても特定のフレームで入力すればキャンセルすることができます。
下スマはもともと一歩踏み込んで蹴るというモーションだったため、一歩前進した先で必殺技が発生し、おかしな挙動をします。
原作でいうところの移動昇竜を彷彿させます。非常に難易度は高いのでやりこみがいはあると思います(消されたらごめんなさい)。
強竜巻の吹っ飛ばしが弱化
長押しで出せる強竜巻、地上と空中両方とも吹っ飛ばしが弱くなりました。
何が変わってくるかというと、いままで一部キャラに竜巻がすっぽぬけていて当て反をくらっていましたが、それがほぼなくなりました(ゼルダが一番ひどくて、竜巻を振ると全て稲妻キックで当て反でした)。
差し合いで強竜巻を封印せざるを得なかったカードに対して、強竜巻を解禁することができるようになったため面倒なカードが何個か楽できそうな気がしています。
しかしその代償として、低%で強竜巻をあてたときに発生の早い攻撃で当て反を受けるパターンが増えました。
小足が確定していたものもガードが間に合うようになったりと、今まで竜巻からの差し込みを軸としていたマッチアップは逆に難しくなるパターンもありそうです。
空中強竜巻の弱化はかなり痛くて、いままで降り空後からの強竜巻で展開をつくっていたものが途中ですれちがってしまうようになりました。
空中竜巻からの連携はほぼなくなったといってもいいでしょう。
正直この調整は強化とも弱化ともいえると思いますが、現状弱化の部分が与えている影響が大きいかなという印象です。
あまりにも当て方や対キャラで左右されるため、元よりもさらに脳死で振れる技ではなくなってきました。
地上竜巻に軸足無敵が追加
吹っ飛ばしが弱くなり、今まですっぽぬけていたものが繋がるようになったのは、アプデとしてありがちなパターンなのでただありがとう…といった感覚なのですが。
この軸足無敵追加に関しては、嬉しすぎて申し訳ない気持ちになりました。痒い所を掻いたら砂金がでてきた、みたいな感覚です。
いままでの竜巻は足元はがら空きだったので、打点の低い飛び道具(ゲッコウガの水手裏剣やファルコのブラスター)を避けることができませんでした。
今回から軸足(竜巻で回ってる足より下)が無敵判定となったため、打点の低い飛び道具はすり抜けます。一番衝撃だったのはロックマンの豆とメタブレが当たらないで素通りします。
設置系のアイテムに関しても耐性がつきました。ロボットのコマやディディーのバナナ等全てを素通りして差し込むことができます。
ただ正直なところ比較的離れた位置から打たなければならなくなるので普通に後隙狩られます。
その他、打点の低い攻撃や投げを交わすこともできます。スネークの下強や子供リンクの掴み等も完全に素通りします。
ケンを使う上で対飛び道具は、じりじりラインをつめて、どこかで飛び込みを通す、窮屈だけどリターン差で勝ち切る、みたいなカードだったと思っています。
しかし今回の強化によりかなり楽できるようになったという印象です。
個人的に一番大きいのは打点の低い攻撃を躱すところな気はしています。これまで窮屈だった相性がひっくり返る可能性すら秘めていると思っています。
一部キャラのシールドが大きくなった
ケンに入った調整ではないですが、一部キャラのシールドが大きくなった影響でケンがシールドブレイクする機会が少しだけ増えました。
何体か調べてみましたが、ソニック・ゲッコウガ・リンクあたりはとくに影響を感じました。
これらのキャラはもともとシールドが小さかったためケンの攻撃が先に漏れてしまい、ブレイクする前に被弾してしまっていたキャラです。
ですが今回の調整により、シールドが漏れることはなくなりましたが、代わりに割ることができます。
まとめ
あんまりいうと怒られそうですが、正直なところ今回の調整に関して強化かどうかは怪しいラインだと思っています。ケンの知識が深い人の一部では弱体化だと言う人すらいます。
あまりにも変更点が分かり辛いため、影響をそこまで受けていないっていうのが現状で理解が進んできたら苦しい瞬間もありそうだなと妄想しています。
まぁ良いのか悪いのか、思ってたより検証が必要な箇所が出てきていて迅速にチューニングが必要なのは間違いなさそうですね(笑顔)。
ここまで読んで頂きありがとうございました。