皆さんこんばんは。keptです。
唐突ですが私はスマブラガチ勢でありながら、スマブラに関してはほぼ初心者の友人とルームシェアをしています。
日頃は対戦会や大会に参加してスマブラをしていますが、帰宅後は初心者にアドバイスをしながらまったりとスマブラをすることもあります。
そんな自分の境遇を活かして、ガチ勢が初心者と対戦をする中で気が付いた「差」を、「ガチ勢が出来ていて、初心者には出来ていないこと」というタイトルで紹介していこうと思います。
- 自分の足りていない部分を知りたい初心者のプレイヤー
- 身近な初心者にアドバイスを求められている中級者以上のプレイヤー
このような方々に参考にしていただければ幸いです。
ピンチとチャンスの程度を見極めよう!
対戦をしていて「ピンチ!」や「チャンス!」と思う場面に直面したとき、ピンチだと思う場合はシールドや回避、チャンスの場合は一気に間合いを詰めてダッシュ行動などを反射的に選択しているケースが多いと思います。
しかし実際はシールドや回避を狩られたり、ダッシュ行動が間に合わず逆に反撃を受けたりすることは良く起こります。
自分がどのくらいピンチorチャンスなのか、もっと言うと「本当にピンチorチャンスなのか?」を理解した上で、その後の択を選択できているかにガチ勢と初心者の「差」がある場合が多いです。
試合中によく起こるケースを使って説明
- プレイヤーAが大技を空振り
- プレイヤーBの位置からその大技の後隙に間に合う攻撃手段がない
こんな場面を例としましょう。ガチ勢と初心者の対戦の中でこの場面が起きたとき、
パターン①)A:ガチ勢 B:初心者
B(初心者)が大技の後隙めがけてダッシュ攻撃やダッシュ掴みを選択し、A(ガチ勢)がその場回避でそれらをかわし反撃を取る
パターン②)A:初心者 B:ガチ勢
A(初心者)が大技のあとに後ろ回避を選択し、B(ガチ勢)はそれを読んで後ろ回避の位置に攻撃を置いている
となることが非常に多いです。
パターン①の場合(A:ガチ勢 B:初心者)
B(初心者)は相手の大技を見て、反射的に「チャンス!」と感じ、そのままダッシュ攻撃やダッシュ掴みを選択してしまっています。
対してAは、⑴確定反撃がないこと(大技の後隙、キャラ間の距離、相手キャラの移動速度、相手キャラの持っている技から判断)、⑵B(初心者)の熟練度、を考慮してその場回避を選択しています。
チャンスではないこの状況を、初心者がチャンスと誤解してしまったケースです。
見出し文に沿った言い方をすると、初心者がチャンスの程度を見極められておらず、ガチ勢はピンチの程度を見極めている状態と言えます。
パターン②の場合(A:初心者 B:ガチ勢)
A(初心者)は大技を空振りしてしまったことから反射的に「ピンチ!」と感じ、そのまま後ろ回避を選択してしまっています。
対してB(ガチ勢)はパターン①のときと同じく、⑴確定反撃がないこと、⑵A(初心者)の熟練度、を考慮して、大技の後隙を狩るのではなく、後ろ回避を読んで後ろ回避の後隙を狩ろうとします。
ピンチではないこの状況を、初心者がピンチと誤解してしまったケースです。
こちらは、初心者がピンチの程度を見極められておらず、ガチ勢はチャンスの程度を見極められている状態と言えます。
ガチ勢同士ではこのような場面、その場回避を見てから行動したり、とりあえず小ジャンプで様子見をしたり、と取りうる選択肢を豊富に持っています。
ピンチorチャンスを見極めるために必要なこと
例を挙げて紹介した「差」を少しでも埋めるために初心者のプレイヤーができること、すべきことを紹介します。
理屈を理解する
初心者がガチ勢と対戦をすると感想として、「その場回避が上手い」「こちらの動きばかり読まれる」等の声をよく聞きます。
これらは、なんだかよくわからないけど、うまくしてやられてしまっている状態だと思います。
原因不明でモヤモヤしてストレスにもなりますし、なにより悪い点がわかっていないために改善のしようがありません。
この記事をきっかけに、
- 自分が通ると思った攻撃がその場回避されて反撃されている理屈
- 自分が逃げようと思った後ろ回避が狩られている理屈
をまず理解するところから始めましょう。
うまく行かなかった行動を何度も押し付けるのではなく、自キャラと相手キャラの距離や振っている技を意識して、「これは通るけどあれは通らない」などの情報を対戦の中で蓄積していくことは重要です。
選択肢がたくさんあることを把握する
今回の例のような場面、攻める側は
- ダッシュ攻撃やダッシュ掴み
- ガードからの様子見
- 小ジャンプからの様子見
- その場・左右回避読み
- とりあえず飛び道具
守る側は
- その場・左右回避
- ジャンプ
- 暴れ
- ガード継続
などなど、たくさんの選択肢があります。
初心者にありがちな行動として、特定の状況に置かれたとき、ほとんど毎回同じ選択肢しか選ばないことが多いです。
まずは自分の持っている選択肢と、相手が選べる選択肢を把握することが大切です。把握したら、今度はうまく選択肢を散らすように心がけましょう。
とにかく試してみる
さきほど紹介した選択肢については暗記する必要はありませんし、もちろんこの選択肢を駆使してガチ勢との読み合いに勝利しろ!とも言いません。
攻め側、守る側のどちらでも良いので、まずは自分があまりやってこなかった選択肢を試してみましょう。
仮に試した選択肢が読み負けたとしても、同じ場面で同じことしてこなくなるだけで、相手の選択にリスクがつきます。
いろいろな選択肢を試しているうちに、各選択肢の成功体験が積めて、いつの間にか読み合いが楽しくなってくるはずです。
まとめ
今回は自分が初心者と対戦するとき、
- 自分の後隙ごまかしのその場回避
- 相手の後隙ごまかしの後ろ回避に置く攻撃
がそれぞれバンバン通ることで、試合がかなり楽だなーと感じたので、それをなんとか記事に書ける内容に出来ないかと思ったことをきっかけにこんな記事を書いてみました。
今後も初心者と身近であることで気づくことが出来たことなどを、有益な情報として提供していけたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!