みなさんごきげんよう。keptです。
今回は初心者に多い、試合全体を通して動き方があまり変わらないプレイヤー向けに【ストックや%ごとの動き編】と題し、どんな状況でどんな動きをするべきなのかというところを紹介していこうと思います。
ストックや%によって戦い方を変えよう
細かい話をすると自キャラ・相手キャラのストックや%によって膨大なパターン分けが存在してしまうので、今回はざっくり以下のような分け方で動きの違いを説明していこうと思います。
- 相手の%が低いとき
- 相手の%が撃墜%のとき
- 相手の%が撃墜%手前のとき
- 大きいリードを取られたとき
では、さっそく順番に説明していきます。
①相手の%が低いとき
基本的には火力の高いコンボの始動技を当てることを意識しましょう。
せっかく差し合いにおいてリスクを冒して技を当てることに成功しても、その技がコンボにもならない、展開も良くならない技ではリターン不足です。
②相手の%が撃墜%のとき
撃墜技を当てることを意識しましょう。当たり前のことではありますが、意外と出来ていないプレイヤーが多いように感じます。
狙う方法は、ガーキャンからの上Bや上スマッシュが撃墜技のキャラはガードを増やしたり、その場回避からリターンの高い技を持っているキャラはその場回避を増やしたり、キャラや状況によってさまざまです。
③相手の%が撃墜%手前のとき
例えば自キャラが上投げ撃墜を持っていて、相手のダメージが110%。スマッシュを当てれば撃墜可能だが、あと10%ダメージを与えれば上投げ撃墜も可能という状況があったとしましょう。
ここまで綺麗に順序立てて前置いたので、既に言いたいことは何となくお察しかとは思いますが、この状況で積極的にスマッシュを狙いに行くのは得策ではありません。
比較的簡単に当てられる技で、上投げ撃墜圏内となるように細かいダメージを稼ぐことを狙いましょう。
飛び道具など、低リスクに小ダメージを稼ぐ技を持っている場合はなおさらです。
④大きいリードを取られたとき
例えば相手が3ストック、自分が1ストックのときに何も考えずにいつも通りの戦い方をしても運よく差が縮まるなんてことは起こりにくいです。
大きいリードを取り返すために、リターンの高い選択を意識的に増やす必要があります。一点読みのスマッシュホールド、積極的なメテオなどがわかりやすい例です。
どのパターンも少し考えればたどり着く答えかとは思いますが、意外と実践できていないプレイヤーが多いように感じたので改めて説明しました。
裏返しでさらにステップアップ
ここまでの内容は全て攻める側の視点で書いてきましたが、それぞれの裏返しを守る側の視点で実践することで更なる勝率アップも見込めます。
①自分の%が低いとき
相手のコンボ始動技に当たらないように意識しましょう。
例えば投げからの高火力コンボ持ちのキャラが相手のときは、台やジャンプを利用し掴みを拒否しましょう。
②自分の%が撃墜%のとき
相手の撃墜技に当たらないように意識しましょう。
極端な例になりますが、投げからの撃墜を持たないキャラにはとりあえずガードをしておけば撃墜されることはない。と割り切った撃墜拒否の方法もあります。
③自分の%が撃墜%手前のとき
相手のスマッシュも拒否しつつ、相手が低リスクに小ダメージを稼ぐ技も警戒しましょう。
自分の%が溜まり、相手が撃墜できる技が増えていくと撃墜拒否の難易度もその分上がっていきます。
①、②、③を実践するためにも、相手のキャラのメジャーなコンボとメジャーな撃墜技を把握しておくことは重要です。
少し記事の主旨から話はずれますが、キャラ対策の初歩となります。
④大きいリードをとったとき
一点読みのスマッシュやメテオなどの逆転の一手に細心の注意を払いましょう。
逆に相打ち覚悟で確実にダメージを稼ぐことは、リードを取った側の戦法として非常に有効です。
まとめ
上手いプレイヤーほど、キャラや状況に応じて立ち回りを変化させることに長けています。
この記事を読んで、自分の立ち回りが試合を通して一辺倒であることに気が付いたプレイヤーは、急にすべての状況ごとの立ち回りを試合中に意識しはじめることは難しいかと思います。
自分の負けパターンから最も改善が必要な場面を意識して、まずはそこから立ち回りを変えてみると良いでしょう。
「撃墜%で粘れない」→撃墜技を拒否する、「リードしても逆転負けすることが多い」→相手の逆転の一手を拒否する、などです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!