こんにちは、あとりえです。
今回は少し専門的な話になりますが、ウルフの相性についてお話しさせてください。
最近では減ってきたように思いますが、初期の頃にはウルフに勝てないという声が多く聞かれました。
また、昨今Twitter等で使い手が発信している相性表(MU表)においても、多くのキャラの相性表でウルフが微不利~不利に置かれているのをよく見かけます。
実際、ウルフというファイターはかなりパワーがあり、多くのキャラに対して有利を取っているというのは事実だと思います。
そんなウルフに対して、有利を取れるキャラは誰なのか、またウルフに有利を取るためにはどんな要素が必要なのかを解説していこうと思います。
※相性はあくまで個人的な意見です。
インクリング
色んな要素が噛み合ってインクリングが微有利になっている相性だと思います。
まず対ウルフでの重要な要素として、ブラスターへの耐性があるかどうかというものが挙げられます。
インクリングは空中機動力があり、下記のあばだんごさんの記事で言う”ブラスターにジャンプを置いておく”という行動でウルフのブラスターを制限できます。
さらに、インクリングは復帰阻止の能力が全キャラで見てもトップクラスに高いので、そこも復帰が弱いウルフと噛み合っています。
攻撃範囲が広い空後や空前で簡単にジャンプを潰されたり、空中技を回避で避けてもその次の空中技に当たってしまったりと毎回苦しい復帰を迫られます。
また、インクリングの上投げ空上による確定撃墜の%帯も比較的広いので、上投げ空上以外では撃墜が難しいインクリングに上投げ空上を喰らいやすいというのは難点です。
インクリングは多少動きに癖があるので、すぐに使いこなして手札に入れるというのは難しいですが、使えそうならウルフに対する被せとして用意するのもありかもしれません。
ルキナ
リーチの差が苦しい組み合わせです。
ウルフが持つリーチの長い技と言えばせいぜい空前空後横強ぐらいですが、ルキナは全て技のリーチが長いため、中距離の間合いにおける読み合いでウルフ側が不利を背負いやすくなっています。
何よりもキツいのが復帰阻止です。
ルキナもインクリングと同様復帰阻止が非常に強力で、たとえウルフが低%であっても少し剣で殴られただけで復帰距離が足りず撃墜なんてことも多々あります。
ウルフに対して使うキャラを選ぶ際には、復帰阻止能力が高いかどうかをひとつ選定基準にしてみてもいいかもしれません。
また、シールドキャンセル(ガーキャン)からの反撃が優秀というのも、対ウルフでかなり重要な要素のひとつです。
ウルフは、ガードさせて−2F(フレーム)とかそのレベルで有利な空中攻撃を持たないため、ルキナのドルフィン(5F)で大抵の空中攻撃に反撃を取られてしまいます。
ウルフの空中攻撃は当てた後の展開などを考慮するとかなり優秀なものが揃っているため、振らせたい放題にすると苦しい状況になりがちです。
そのため、ガーキャンからの優秀な反撃手段を持っているかどうかというのも、対ウルフを考える上で大事な要素だと思います。
とは言えこの相性、ルキナ側もブラスターがしんどかったり崖上がりが苦しかったりと、有利な部分ばかりではありません。
冒頭にも言いましたが、前提としてウルフは強いファイターなので、有利を取れると言ってもウルフに勝つためには練度や理解度が必要です。
ピチュー
対ウルフがどうこうというよりは、単純にキャラパワーがあるのでキツい相性です。
どういう要素があればウルフに対して有利に立ち回れるかということを紹介するための記事なのでピチューはあまり適していませんが、不利キャラということで一応挙げてさせてもらいます。
今回紹介した要素で言うと、ピチューは復帰阻止◎、ガーキャン反撃◎、リーチ△、ブラスター耐性△といったところでしょうか。
一見こう見るとウルフに対してピチューは微妙に見えますが、ピチューは例外。それ以外の部分でパワーがあり過ぎます。
しかし、ピチュー側もブラスターが辛かったり、一発のスマッシュで壊されやすいため、実戦値でいうと不利かどうかは怪しいラインです。
Ver.3.1.0アップデートによるピチューの弱体化がこの相性にどう響くかも今後注目です。
まとめ
現段階で少しウルフ不利かなというキャラと、ウルフに対して有利になる要素を挙げさせてもらいました。
まとめると、対ウルフに必要な要素は
- 復帰阻止能力
- シールドキャンセルからの反撃
- リーチの長さ
- ブラスター耐性(空中機動力や反射技の有無)
ざっくり言うとこの4つが挙げられます。
自分のメインキャラがウルフに対してどのくらい食らいつけるのか、
また、対ウルフ専用にキャラを用意する際にそのキャラはこの4つのうち何個の要素を持っているか等の判断材料にしてもらえればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!